2017
01.10

ここまで

Category: 義母
血縁の壁高い義母のことですが。
私にはできないことがあると気持ちを整理して、義弟妹との間に線を引こうと思ったのに、納得できなかった・・・
私に決定権はもちろんないにしても、したいことがあと一つあると。

連休が明けるのを待って行ってきました。義母が通っているデイサービスに。
そこで義母の様子を聞いて、私の考えを伝えて、それでお終いにしようと思ったのです。
結論は、見守る義弟妹を線を引いて見守る。


義母は、デイサービスに通って半年弱、近頃表情が明るくなったそうです。
皆とお話する、お料理の手伝いをする、洗濯物を畳むなど、本来の義母を感じます。
安心して過ごせる環境に馴染んできたということでしょう。
でも家で見る義母は別人です。
記憶も確かではなく、おこたで寝てばかりいる義母です。
義母にとって施設は安心な所。だからこそ、入所がいいと私は思うのです。

それから、いつまでも他人(隣人)を頼っての介護は成り立たつはずがない。
そして義母は意思表示できたらたぶん、「いやなんだ、あの人」というと私は思ってます。

・ 身体的には自立している義母なので、デイサービスに通いながら、物事が分からなくなるまで一人暮らしをする。
・ 今のうちから施設で安心して暮らす。
どちらが良いと簡単に言える立場ではない、とは相談員の話です。それは私にも言えること。
でも私は義母の安心・安全を優先したいと思うのです。

けれど、話はここまで。私にできることはしました。
デイサービスでの義母の話を聞いて安心もしました、がここまでです。

оО〇・-・〇Оо・-・оО〇・-・〇Оо

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施設が市のはずれにあったので家に戻らず、お昼を買って森林公園に行きました。
写真の左、この急な坂を夫と登ったんだっけと思いながらきょうは下って、右の急階段105段を登りました。
山道に若い人がチラホラ。ポケモンがいるのかな。


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2017
01.04

わかってきた

Category: 義母
客用寝具の片付け、リネンの洗濯が終わって、午後は何もすることがない。
気持ちが弱いきょうのような時は、点訳に集中するに限るのに、集中できない。

それならこんな時は音楽。
息子に貰ったApple Musicで男性コーラスを聞きました。
YouTubeも探していたら、コーラスではないけれど、クリスマスは終わったけれど、こんな良いもの見つけました。



沈んでいた気持ち、よほどましになりました。
私にできることは限界があって、気持ちだけでことは運べないこと。
なによりも、気持ちの空回りはただのお節介、義弟妹には迷惑なことかもと気づかされたことありがたく。


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2017
01.03

線をひく

Category: 義母
義母の一人暮らしの安心と安全、周りの安心を思えば施設入所が良いと思うのに、肝心の子どもたちが動かない。
それをなんとかしたい、もう猶予がないということを分からせたいと思うのに、夫はなく、血縁でない私にできることは多くはない。
昨日書いたモヤモヤに頂いたコメントを読ませてもらって、そう分かりました。
血縁の壁は高く、私の決意も壁を乗り越えられるほど固くなかったという、お粗末、恥ずかしい話でした。
恥ずかしいけど、書いて教えていただいて自分を知る機会になったこと、よかったと思います。

前にも書きましたが、私は自分と他者の間にはっきり線を引くことが難しい、自己確立が弱いタイプだと本を読んで分析したことがあります。
人の痛みがダイレクトに自分の痛みになってしまう。こういうのACっていうんでしょうか。
良く言えば、お人よし。でもそれほど善人ではなくて、中途半端な困った人なのでしょう。

その度、あまり隠さず書くのでみなさんにはご心配いただき申し訳ないことです。
こうなること、初めから予想されてらっしゃった方多数と思うと、穴を掘って隠れてしまいたい。

夫が困った遺言などしなければ。いつも通り、放っておけ、と言い残しておいてくれたなら。
夫が生きていれば、「こうなること分かってたさ」というに違いないのに。

義母のことは本当に大好きで、一人暮らしは心配です。
でも、ここは線を引いてみるのが良いのかな。
何をおいても全てを引き受ける覚悟がないのなら、線の外へ退出。
もう少し考えてみます。



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2017
01.02

力の限界

Category: 義母
1週間よくよく考えてだした義弟妹の結論は、「母親の一人暮らしを見守る」でした。
元日義妹から電話がありました。

なぜ施設入所をためらうのか。
近所の方々の心配がわからないのか。
義母の安全・安心を第一に考えよう。
私はこの3つを義妹(K子)に話しましたが。

K子は私の心配は分かるけれど、弟(T也)の立場も尊重しなければならないという。
尊重って、世話をしているT也に意見ができないということなのです。
姉のK子が言うと、母親の世話をしているT也のプライドを傷つけるようで、かわいそうなのですって。
私は、だめだこの人たちはと思い、言いました。

「T也が私の弟ならね、『何考えてんのあんた!!』って言うわ。
できればね、私にお母さんを看させて欲しいわ。でも同居はしない。その代わり良い施設を一生懸命探すわ。
力になりますと言ってくださる人が何人かいるのよね。
入所をためらっているのは、見学したグループホームの印象が悪かったからでしょ? 1か所しか見てないんでしょ。そこがグループホームを代表するわけじゃないでしょ?」

そう言っても、K子はうやむやの返事をするばかりです。
春になったらそちらに行くから、その時までT也に任せて、時々は様子を見て欲しいのだと。

春に? もう私はドッと気持ちが疲れました。
「いつも、あいつらはそうなんだ」という夫の声が聞こえてきたような気がしました。情けなくて涙が滲みました。
何度も悔しい思いをして、それでも困っている義父母を見捨てられなくて、また悔しい思いをして・・・もう何度目だろう・・・

s-P_20161206_151644.jpg今までは夫がいました。今度は一人。力の限界を感じます。
血の繋がりのないことの力の限界です。

もうだめだ、この人たちに関わるのは止めよう。
いや、夫との約束は・・・せめて良い施設を探してあげたい。
義母に安全・安心な暮らしをしてもらいたい。

夕方の散歩、用水路に1羽だけのシロサギ。
大きな体をしているくせに、近づくとすぐ逃げる。
一人は心細いね、とレンズを向けたら涙が出ました。
誰もいなかったので、ポロポロ泣きながら歩きました。


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2016
12.26

気持ちを整理して

Category: 義母
前日書いたことにコメントを頂きました。ありがとうございます。
怒ったり呆れたりの自分の気持ちを知ることができました。
義母の一人暮らし、ご近所さんの親切に頼っていることには限界があると思う、とみなさん書いてくださって、私間違ってないんだよねと安心しました。

少しだけ、義父のことをも書きますが。
夫は自分の母を、「人間として未完成な親父に、ずっと支配されてきた母」と言いました。
義父の支配は子どもたちへも及び、それに気づいた夫は確執を繰り返し、ついに6~7年前から接触を断ちました。
それなりの出来事、理由があったのですが、3面記事みたいになるので書くのは止します。

そんな義母ですから、義父が亡くなった時、周りはホッとし、義母の自由を喜んだのですが、既に痴呆が進んでいたということです。
何年か前、義母は「どんどん頭がばかになっていく」と私に不安を漏らしたことがありましたが、物忘れなんて私だってあるわよ、と慰めたのでした。
同居していれば早く気づけたでしょうに、可哀そうでした。

布きんはお蕎麦みたいに細く切って煮てあったそうです。
別の日、焦げた臭いで駆けつけたお隣さんが見つけたのは、真っ黒になって火にかかっていた小鍋だったそうです。
義母は炬燵で寝ていたそうです。限界だと思います。
この家族はババ抜きが好きで、ババを私に渡すのが上手いんじゃないかと思ってしまいます。
いつもそうです。ババを持って呆然とする私を庇ってくれる夫でしたが、今はもういない。

・・・お母ちゃんを頼む・・・
「罪なことを言って死んだよな、こいつ」
と夫の親友は骨箱を指で弾いて言いました。
彼もまた親を近くの施設に入所させているのです。


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2016
12.25

ご近所さまのお世話

Category: 義母
義母の家のガスボンベを撤去してもらおうという話のあとに、糸魚川大火のニュースでした。
もうひと事ではなく、弟はこのニュースをどう聞いただろう、撤去は終わったのかと気がかりでした。
通りから見えるはずだから確認してこようと出かけました。

まだありました。

玄関に手を掛けると開きます。耳が遠い義母ですから黙って入ります。
寝ていましたが気配で起き上がり、意味の通じない会話が始まります。
私が誰か、昼ごはんは食べたかなどをゆっくり耳元で聞きますが、誰かも食べたかもわからないようです。

そうこうしているうちに誰かが入ってきて台所で音がします。隣家のおばさんでした。
おばさんは義母のお昼ご飯を作って持って来てくださったのです。
初めてお会いしたおばさんに平身低頭お礼をいい、話を伺いました。
母がデーサービスに行かない日は、こんなふうにお世話くださって、洗濯まで手伝ってくださってるそうです。

有難いと思う反面、善意のひと様の手を借りなければ成り立たない一人暮らしを、火の始末など心配しながら続ける意義はあるのだろうかと思うと、施設入所を考えない弟を理解できない。
ひと様の善意を善意とだけ捉える楽観的な弟。その善意をいつまで受けるつもりなのか。
大家さんの奥さんにもご挨拶して、何度もお礼を申し上げました。
奥さんは「あのね、おばあちゃんの人徳ですよ。こんなふうに回りが助けてくれるのって」

そうだと思う。とても穏やかな義母ですから。
ありがたいとは思うものの、そこにいつまでも縋っていて良い訳はない。
でも、私の考えだけが正しいとは言わない、弟には弟の理があって、現にお世話しているのだから。

弟は、何といえばいいか、思い込みの激しい人で、あまりひとの考えを聞かないところがあります。
相談するというのが難しい。
・・・見なかった・・・聞かなかった・・・と思うしかないのか。

お隣さんと大家さんにお礼を言えたのがほんとうに良かった。


s-P_20161225_200755.jpg

母の家からの帰りにコンビニに寄ったら、ケーキに手がのびちゃいました。
夫はもともとケーキは食べないし、こんなもので十分か。

うーん、甘かったー。
もう暫くは食べなくてもいいかな。
みなさんのおいしい楽しいイヴを見たのでつい買ってしまったけれど。



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2016
12.19

猶予はないよね

Category: 義母
父親との軋轢が激しかった夫でした。
自分の体にそれほど力が残っていないと感じた初秋の一夜、
「親父のことはどうなってもいい、放っておけばいい。だけどお母ちゃんは、たのむ」
と涙ながらに言うのでした。

義母が一人残されたとき、「私に任せてください」と言えなかった私。
友人たちもそれは言わないほうが良いと忠告してくれていました。
夫との約束と現実の間で悩みましたが、日頃行き来していた義弟に任せることにしたのです。
同居していたのなら迷うこともなかったと思いますが、私も夫を亡くして半年ちょっと、自信がありませんでした。

弟は物事を楽観的にとらえる人です。深く考えない。
その弟に任せて大丈夫だろうかという不安がいっぱいですが、黙って見ているしかない。
なぜなら、私が一身に背負ってお世話できるのならいざ知らず、私は何もしていないからです。
見れば心配、口を挟みたくなると思い、見ないふり、聞かないふりを通してきました。
二人の義妹(弟からすれば姉)も同じ気持ちなのではないでしょうか。

先日ちょっとした用事があって弟と会いました。

  ーーお義母さんどう?
1日おきにデイサービスに行ってる。慣れてきたようだ、心配ないよ。
この前行った時さ、俺に食べさせるつもりだったのか、何か煮てるんだよ。何作ってんだって蓋を開けたら、布きん煮てるんだ。
  ーー煮沸消毒してたんだね。
いや、醤油入れてた。


プロパンガスなので元栓は締めてありますが、栓を開くことは忘れていなかったようです。
これらを笑いながら話して弟は帰りました。

一人暮らしは限界なのではないかと、弟に指図ではなく提案として話すにはどうすればいいのか。
あまりに楽天的なので(良く言えば)、話が噛みあうわず、説得が難しい弟です。
ずっと考えています。妹に言おうかと思いましたが、お世話してない妹たちもやはり、弟には強く言えない負い目があるので説得できないかもしれない。
ケアマネジャーに相談するのが良いかもしれないと思いつきましたが、いかがなものでしょうね。


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2016
09.18

義母がいない?

Category: 義母
義母のこと。
心配には及ばぬと、弟にやんわりと言われたような格好になっています。
その後、何回か母の様子を見に行ったのですが、デイサービスに行く日だったようで会えませんでした。
夕飯は配食サービスを申し込んだと聞いたし、亡兄の嫁(私)が関わることはしばらく控えたほうが良いと判断していました。

きょう夕方その配食サービスから電話があり、届けに行った係から、玄関は開いていて電気もついているが、誰もいないという連絡を受けたというのです。弟とも連絡が取れないと。
直ぐに向かいましたが報告通り誰もいません。
寝室、トイレ、お風呂場、家の周り、どこにもいません。近くの店も探しました。
困ってしまい、遠方にいる妹ですが何か知らないかと電話しました。

いました。弟夫婦が夕飯を食べに連れて行ってました。
弟が携帯を忘れていたので繋がらなかったようです。どっと疲れました。
もしかして徘徊? 雨も降っているのにと心配して探し回ったのです。

妹が弟の連れ合いの電話にかけて分かったという次第です。
妹が電話でそう連絡をよこして一件落着です。
○○(弟)が、よろしくってと妹。そのあと、弟からの電話はありません。
そんなもの、です。


はい、愚痴のあとは、すみません。孫自慢。
5月に受けた漢字能力検定8級(小3修了程度:440字)の合格証の写真がありました。
1問不正解の149点。私の孫ではないみたいな努力家です。

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2016
08.26

夕焼け

Category: 義母
冷蔵庫がからっぽ。
どうしても買い物に行かなければならないです。台風が来て買い物に出られなくなったら困るもの。
スーパーの駐車場に車を置いて、買い物の前に歩いて義母の家に向かいました。
玄関の鍵はかかってないけれどエアコンがついてません。
デイサービスに行ってるのでしょう。部屋に上がりました。

テーブルに亡くなった義父が覚書に書いていたノートが置いてあります。
この間そのノートに、弟あてのメモを残しておきました。
その続きに弟が、毎日の母の様子を書いくれていました。
 夕飯をあまり食べないと。
食が細くなったからか、あるいは一人で食べるのが美味しくないからでしょうか。
 デイにはあまり行きたがらないと。
一人にしておく訳にはいかないから、行ってくれと説得している様子です。

ある日のメモを読み、胸がいっぱいになりました。

お母ちゃん外に出て夕焼けを見ている。
きれいだなあって。
しばらく見て家に入る。
きょうが晴れでよかった。


一人になった淋しさは、アルツハイマーの母も私も、当然同じなのよね。
お母さん、夕焼けきれいだったね。
故郷の、山に沈む夕日を見たいね。ここは山が見えないから、夕焼けも中途半端だね。
お母さん、淋しいね・・・故郷に連れて行ってあげたい。

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一昨年 夫が撮った夕焼けを探しました


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2016
08.22

惚ける幸せ

Category: 義母
激しい雨も風も夕方にピタリと止みました。
大きな被害がなくてほっとしました。

台風のきょう、義母がどうしているのか心配で、妹から弟に電話してもらいました。
母は、介護保険更新の意見書を書いてもらうために、弟と一緒に病院だったそうで、一人ではなかったとわかり安心しました。
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昼過ぎから風雨が強まってきましたが、たぶん弟は母を一人置いて帰ったと思います。いつものことです。
心細いだろうなと思うものの、私も出かけられません。
ちょうど娘から電話があってそのことを言うと、娘は、おばあちゃん聞こえないから大丈夫じゃないと。
そうかもしれない、耳の遠い母で良かったとつくづく思いました。
風の唸る音、窓をたたく雨の音、聞こえてないといいなあ。ついでに、低くなった認知度、恐怖心も薄くなっていればいいなと思いました。

惚けるって、老いていく過程で必要なことではないかしら。
忘れてしまいたいこと、数多くあります。
辛い思い出を荷を下ろすように忘れていって、楽しい思い出だけを残して惚けていくって、考えてみれば幸せなことじゃないかしら。
アルツハイマーの母もせめて、そんなふうに幸せに惚けて欲しいと思ったことでした。


<追記>
きょうコメントを頂きました。
アルツハイマーのことをよく知らないいまま、考えもなしに惚ける幸せ、などと書いていたことを反省しています。
自分が分からなくなっていく恐怖を感じるという考えが抜け落ちていました。
ご家族を介護された方々、不愉快に感じられた方々、お詫びいたします。


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