2017
02.27

死の理由

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昨日書いた娘が遭遇したあわや、の事故。
こんな幸運もあれば、一瞬の不幸もある、それを分けるのは偶然でしかないのでしょうね。

娘と孫は偶然の奇跡をかいくぐりましたが、もしかして死んでいたやも知れず。
後部座席で寝ていた孫は、何が起きたのか分からないまま命を落としたかもしれません。
そうだったとしたら、いったい私はどうすればよいのか。
佐野洋子さんじゃないけれど、神も仏もありませぬ。
私から二人を奪わないでくれたこと、不信心な私でさえ、何かに感謝する気持ちになりました。

話は変って、天国、極楽、死んであの世があるとすれば、そこから見守ってくれる愛する人が、人には誰にもいると思うのです。
それでも理不尽なことで命を落とす人が世の中にはたくさんいます。
夫が不治の病を宣告され、余命半年と聞いたあとです。
空爆で犠牲になった子どもたちのニュースを見たときに、夫はこういいました。
「あの子たちは、自分がどうして死ななければならないのかも分からず、自分が死んだことさえ分からないんだ。それに引き比べれば、俺は理由もわかるし、準備もできる」

いつもオチャラケだった夫の、こんな重い言葉をきょうは思い出しています。


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メインストリートから2ブロックほど外れた道です。
看板にはスコットランド教会とありました。


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日曜日。
信者を迎える牧師さまでしょうか。
キルトの老人とご挨拶。





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2017
02.19

完成図書

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先週始めに自動車税の還付を受けるための書類のことを書きました。
古い謄本だったのですが、そのほうが子どもたちが全員載っているので、かえって好都合かもしれないと知らんぷりして提出しました。
週末までの3日間に、不備だという電話も手紙もありません。もしかして受理された? しめしめ。

きょうは校正作業の合間に、ちょっとした書類をワードで作りました。
家族会からアンケート用紙が送られてきたのですが、記入ミスだらけになって修正しきれなくなり、作ってみたのです。

そういえば、夫の書類をよく手伝ったな、と思い出。
夫は建築配管の設計・現場管理をしていたので、工事が終わるころには大変な量の書類を作っていました。
小さな会社だったので、手伝ってもらえる事務員がいなくて、私が内緒で駆り出されることも増えて。
そこで仕方なく、エクセルとワードを自己流で覚えました。ノウハウ本を読んだり、Googleで検索したり。
いろんな書類を作ったけれど、今はもうほとんど忘れてしまいました。

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完成図書ってこんなものです(画像お借りしました)
★━━━━----—       -----━━━━★

あなたが会社に一人になったのを見計らって忍び込んで、完成図書づくりの手伝いに徹夜したことが、何度もあったわね。
当然無報酬の馬鹿げた手伝いだったけど、楽しかったね。
二人で作り上げた達成感があったものね。
こんな素晴らしい完成図書は初めてだと、検査官に褒められたこともあったわよね。二人で祝杯だった・・・なつかしい。


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2017
01.09

夫の愛読書

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昨夜は強風雨で真夜中目覚めてしまいました。
風で家が持って行かれるのではないかと心配になるくらい。
こんな時に消防車のサイレンが鳴らないようにと願いました。

午前中は雨も降っていたし家でおとなしく、点訳校正作業はかどりました。
が、読みが分からない漢字、言葉は未解決のまま。
まとめておいて何とかしなければならない。
最終的には「推定読み」と断る逃げもあるのですが、なるべくそうしたくないな。
ワカン(和かんじき)作り、谷川岳遭難救助の話に引きつけられました。
書かれたのは20年くらい前。
もうこの桧枝岐のワカン作りは絶えてしまったのだろうな、伝承の技。

オーパ
点訳を始めると、途端に本を読む時間が減ってしまいます。
今少しずつ読んでいるのは、夫が残した愛読書『オーパ!』(文庫)
夫がお風呂にお酒と一緒に持って入り、何度もお湯に落とされた本です。
私も昼風呂に入るとき夫の真似をして持ち込み読んでいます。

まだ少しも片づけていない彼の本棚。ほとんどは私には興味のない本。
その中で開口健はいつかは読破してみたい。ずいぶんたくさんある。35年ぐらい前の初版『オーパ!』なども幾冊かあります。


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今夜はボサノバ。夜も遅いけれど、ビール1本持ってこようかな。
おかずは、もちろん昨夜の残りクリーム煮。





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2016
07.07

誕生日おめでとう 2016年

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七夕のきょうは夫の誕生日です。
66回目の誕生日を迎えられなかった・・・。
永遠の65歳。年々私と歳が開いていくのね。

2012年、13年と7月にモンゴルに行きました。
12年の時はトーラ川のほとりのゲルで過ごしました。
モンゴルは日暮れが遅くて空はいつまでも明るく、星がきれいに見え始めるのは11時ごろ。

真夜中に川のほとりの草原で満天の星を眺めました。ほんとうに、文字通りの満天です。
流れ星が降るように落ちていきます。
天の川が白い帯になってゆれています。
ベガとアルタイルがひときわ明るく光っていました。

忘れられない星空でした。


s-天の川

去年の誕生日にも同じ写真を載せましたが


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2016
06.04

好きなもの

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東海地方まで梅雨入りしたというニュース。
関東も間もなくでしょう、ということで、伸びた枝や草を整理しました。
適当に切られた木は迷惑でしょうが、間を透かすように枝をバサバサ切り落としました。大きい木が1本もないのが幸いです。この状態を保っていきましょ。

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モハメド・アリ死去のニュース。
昔、ボクシング好きの夫とテレビ観戦したけれど、私はさっぱり分からないばかりか、痛くて見ていられない。
映画の暴力シーンもだめです。ダーティー・ハリーなどは面白いと思ったけれど、痛い場面は顔をそむけています。
夫はどうしてあんなに暴力シーンや、残忍なシーンのある映画が好きだったのか、理解できません。
心理学的に何かあったのか・・・なんて思ってしまいますが、そんなことはなくて、それだけ好きな人が多いから映画はヒットするのでしょうね。


五輪真弓の「煙草のけむり」を聞いていました。
結婚したころ夫は煙草を吸っていましたが、長女が生まれたころひどい風邪をひいて煙草がまずくなり、それ以降ピタッと止めて40年でした。
夫の吸うショートホープを、いい匂いと思っていた頃もあったのでした。
匂いついでに、ギャッツビーのシトラスの匂いも好きでした。
匂いの記憶はなくなるって先日書いたけれど、シトラスがあるじゃない。煙草のけむりは嫌ですけどね。


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2016
04.26

おちゃめな夫

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思えば1年前には、ポールのドーム公演に行っていたのでした。

近頃は意識して過去の記事を辿らないようにしていましたが、もしかして1年前だったんじゃなかったかしらと思って開いてみました。25日でした。

彼のFacebookから愉快な写真を見つけたので、PCの画面をスマホで写してみました。



もうこの頃には首の回りなどの痩せが目立っていますが、当人は元気そのもので、バカなことを考えて大笑いしていたのでした。
スタッフ腕章を会場に入ったら巻くんだと、ジョークとばかりは言えない調子で熱心に作りました。
写真を撮れというので写しましたが、お腹が痛くなるほど笑ったのを思い出します。

コンサートに行けたことは奇跡のような出来事だっのです(前年は中止、そして彼に1年後があるなんて思えなかった)。
その時のブログをしみじみ読み返しました。



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2016
03.23

稟議

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カメラ


Facebookでは「過去の思い出をチェック」と過去の同じ日の記事を知らせてくれます。
去年のきょう、能天気な人は上の写真をつけてカメラの記事を書いていました。

オリンパスSixを持っているのですが(じゃばらのレンズが出てきます)、フィルムを探したらしいのです。
5本1セットで5000円。
・・・欲しいけど、預金管理機構理事(私のこと)の稟議は通らないだろうな…と書いています。
それに対して私は、際限なき物欲に呆れているとコメントを返しています。

稟議通してやればよかったかなと、今ごろ弱気になっている私です。


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2015
11.08

挨拶状

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 落ち葉の舞う頃となりました。
 かねて病気療養中の 夫 10月27日午後3時55分旅立ちました。

 最初の入院から1年10か月。悪性胸膜中皮腫という完治の望めない、また予後の非常に悪い病気との闘いでしたが、夫は前向きに今できることを楽しみ、家族を思い、諦めることなく病と向き合ってきました。
 およそ病人と思えないほどに遊びまわりました。
 このまま遊び暮らしていけるのではないかと思ったこともありましたが、この夏以降徐々に体調が悪くなり、8月28日に緩和ケアに入院しました。
 9月27日、難しいと言われていた外泊許可を得て家に帰りましたが、そのまま病院には戻らず自宅療養することにしました。訪問診療・介護を受けリビングを病室にし、自宅で穏やかな時間を過ごしました。
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 その午後は、強い風が吹いていました。
 夫はきっとこの風を待って旅立ったのでしょう。
 先ずは大好きなンモンゴルへ風に乗って。その後は彼の地へ先に逝った懐かしい人たちと再会して、楽しい宴会が始まっているのかもしれません。

 葬儀は夫の強い希望により、遺族のみにて心を込めて執り行いました。
 ご心配いただきましたみなさまには、ご無礼の段お詫び申し上げます。
 なお、みなさまには、近くにお越しの際には思い出話など聞かせていただきたく存じます。どうぞお立ち寄りくださいませ。
 その折はこれも夫の希望ですので、お供物などのご配慮をなさいませぬようお願い申し上げます。

 最後になりましたが寒さに向かう季節、みなさまどうぞご自愛くださいませ。



ようやく挨拶状を書き終えました。
ブログでご心配頂いたみなさまへも、この挨拶状にてご報告させていただきます。



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2015
08.25

ボディブロー

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4,5日前に夫に言われた「・・・冷たいんだよ、おまえは」が、ボディブローのように効いてきて、昨日の夕方、やりきれなくてそばに居たくなくて、とりあえず車に乗りました。
けれど一人になれるところなどある訳もなく、行った所は10年前に癌死した友のお墓でした。
広い公園墓地の一画、お盆のお花も萎れて卒塔婆がカタカタ風に揺れています。
お花を整えたりしながら心の中で友に話しかけ、ぼんやり過ごしたのですが、いつまでいても仕方ないと涙を拭いて家へ帰りました。

きょう午後、夫が口火を切りました。ケンカ腰でなく相手の話を聞き、思いを伝え合いましたが、お互いに誤解をそのままにした結果が数日間の冷戦になったのだと分かりました。
44年の結婚生活の果てが、「冷たい」の一言だと思うと情けなくて涙が滲んできて、まずい、と思っていたところでした。
これで惨めな終わりかたは回避できるのではないかと・・・やれやれ、またもやお恥ずかしいことで・・・
つまらない話をさらけ出してご心配をかけてしまいました。

__________>〇<__________

午前中は緩和ケア受診日でした。
強い痛みにたいして頓服の処方がオキノームに変更されました。
副作用の吐き気予防のためノバミンも飲みはじめました。
その他気づいたこと、パンなどのパサパサした物が飲みこみ難くなったこと、排尿に時間がかかることなどを聞きました。
答えは、身体全体の筋力が低下しているせいだということです。
手足の筋肉は目に見えて落ちているのが分かりますが、見えないところでも症状は進んでいるのですか。


   <処方の覚書>
  1.コデインリン酸塩散1%・・・・・・4回/日
  2.モービック10mg・・・・・・・・1回/日
  3.ランソプラゾール15mg・・・・・1回/日
  4.カルボシステイン500mg・・・・3回/日 
  5.リンデロン2mg・・・・・・・・・1回/日
  6.トラマール25mg・・・・・・・・4回/日
  7.アジャスト80mg・・・・・・・・1回/日
  8.ノバミン5mg・・・・・・・・・・3回/日
  9.オキノーム散2.5mg・・・・・・頓服
  10.セロクエル25mg・・・・・・・1回/日


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2015
08.19

眠り爺

Category:
ゆっくり起きてきた夫が朝食を食べたのは9時ごろ。
食べながらきょうのお天気を聞くので、雨は降らない予報だと答えると、
「釣りに行きたいな」
つまり、私が運転手でついて行くということです。
「日帰りだよね」
「うん」

そうは言ってもこっちにも予定や心づもりがないわけでなく、という私の心の動きを見て取ったか、とりあえず食後の薬を飲んだ夫はベンチにごろり。
しかたない、薬や本やその他のお出かけセットをバッグに入れて、夫をみると眠っていました。
しめしめ、点訳などしながら静かにしていたら11時近くに、
「という訳できょうの釣りはなし」
と起きあがりました。

毎日よく寝ます。薬の副作用なのか、病状なのか。
気力が湧かないそうです。
5月の連休に山形へ行って以来、積極的外出は6月末の名古屋くらいです。
3カ月以上家の中で何することなく、横になってパソコンで映画を見ているか眠っているか・・・

明日の天気が釣り向きで、早く起きてこれたら出かけましょうか。
おっと、それには運転手の私が早く寝なくては。


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