2015
09.30

よかったこと

今日も穏やかに過ぎました。
考え込んでしまえばいろいろあるけれど、きょうは「よかったこと」もいっぱいありました。

<酸素を初めて使ったこと>
酸素を使うことが良いことかどうかわからないけれど、息苦しい時に薬ではなく酸素で楽になることが分かったから。

<髭を刈ったこと>
気になって何度も言うんだけど、後で、と寝てしまって3週間以上伸び放題だったひげ。
散髪の時に使っているヘアカッターで、眠っている夫のひげを刈りました。
気づかないのか大人しくされるがまま。鼻の下を刈る時はムッと口を結んでくれたので笑っちゃいました。

<衣類の入れ替えをしたこと>
よけいな感慨を持たずに淡々と済ませました。

<庭の手入れをしたこと>
カヌーで下っている夫を待ちながら拾った河原の石で、小さなアプローチを2人で作ったのですが、この夏手入れをしなかったので草ぼうぼう。
思い出の石が姿を見せました。

<ひじき煮がおいしく煮えたこと>
<久しぶりにお腹いっぱい食べたこと>
おっと、これはだめですね。


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2015
09.29

急な訪問者

Category: 緩和ケア
外泊3日め、きょうも1日寝ていました。
目を開いていたのは、朝薬を飲ませるために起こした数分間、昼ごはんのために起こした10数分間、夕飯の10数分間、身体を拭いた5分間、それにトイレの時だけ。
静かにしずかに寝ています。体がだるいのでしょうか、痛み止めの副作用だけではなさそうです。
ああ、それからきょうは広島の孫の誕生日。Skypeでつないで誕生日おめでとうの歌をいっしょに歌いました。

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福島の、例の脊椎圧迫骨折の夫の友人が突然私の携帯に電話をよこして、今病院に着いたのだけれど外泊中と言われたと。
「どうなの? 悪いの?」
「あまり良くないです」
「じゃあ、このまま帰るわ」
「いえ、黙って帰したら私が叱られます」

という訳で家に来てもらいましたが、ベッドに横になったままで失礼させてもらいました。
夫のやつれように驚いたのでしょう、夫がトイレに立った時友人は、
「なにかあったら知らせてちょうだい」
と言うのです。
はいと答えましたが、何かあった時ってなんですか・・・
知らせるかどうかは私たち家族が決めることで、人に言われたくないというのが正直な気持。
同じことをもう一人からも言われています。

逆の立場だったら夫はどうするでしょう。こういうことは相手に求めないと思います。
私はこの手のつき合いが苦手。
勘弁してもらいたい、許してくれるよね。


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2015
09.28

娘との会話

Category: 緩和ケア
お父さんを送る時は 湿っぽくなくできるかな
父の好きだった 子どもたちも好きになった音楽流してね

 うん そうね
 
服なんかもね 喪服はいやだね

 うん いやだね
 お父さんが喜びそうな服を着ようか
 
ちょこっと お出かけの時の服 お父さん喜ぶよ 
お父さん おしゃれだから



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そうして私は今日の午後は針仕事をしました。
夫と選んだ昔のスカートがきつくなってしまって。
ウエストを解いて直しました。

金木犀の香りが風に乗ってくる暖かい午後。
眠る夫を見ながら。



昨夜は細切れの睡眠でしたが、きょうは痛みも訴えずよく眠ってくれています。
夕方起きた時に合わせて冷麦を茹でました。
ほぼ1人前とお月見団子をひとつ平らげました。


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2015
09.27

帰宅しました

Category: 緩和ケア
外泊届を4泊にして帰宅しました。
だめだったら救急車を呼んで来るのよ、と言われて、携帯酸素も貸し出してくれました。
コンビニの袋一つ分くらいの薬を持って娘の手伝いを受けて帰りました。
やはり午前中は寝ていて、昼食(白粥1/3膳)後痛みを訴えてレスキュー。
家の介護ベッドが固いといって、お布団を3枚敷きにして寝ています。

またまた夕方まで寝て夕食(白粥1/4膳・柿1/2個)。少し痛いかも、無理かなぁと弱気になっている様子。
「とりあえずレスキューを飲んで様子を見ようよ。病院は夜中でもなんでも受け入れてくれるんだから」
と励まし、患部を少し温めて、軽くマッサージしていたら眠ってくれました。

久しぶりの我が家の自分のパソコン。やっぱり使いやすいですね。
でも、私も少し頭痛がしているので早く休みます。


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2015
09.26

倦怠感

Category: 緩和ケア
痛み止めが少し増量になって、昨日からまた眠り爺です。
昨日先生から増量を相談された時、
「……また眠っちゃうな」
と返事をした夫でしたが、やっぱりです。話しかければどよんとした目を開けますが、会話らしい受け答えにはならないのです。

眠り爺(看護師さんは眠り王子と言ってくれますが)になる前に、
「退院はもう無理だな。家に行きたいな」
とぽつん。私が返事をする前に目をつぶって寝てしまいました。

アイスノンを取り替えに行ったとき夜勤のナースにこのことを話し、先生には外泊も難しいかもしれないと言われているがと付け加えました。するとナースたちは、
「ご主人が帰りたい、奥さんも連れて帰りたいって思ってれば大丈夫。明日先生に話してあげる」
と口々に言ってくれるのです。涙がでました。

そして今日。
いまいち元気のない夫。先生は元気が出るようにステロイドの注射をしてみますかと。
元気になれば1泊しても良し、ダメだったら帰ってくればいいと言ってくれました。

注射はしましたが朝食も食べず寝ています。
昼、さいちゃんママが来たので連れ帰る段取りをしましたが、夫は帰らない
と言いました。
まだだるいのか、意欲が湧かないのか……

明日また調子をみて考えましょう。



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2015
09.24

峠ノ山から

Category: 緩和ケア
夫の携帯に留守電の知らせがついていて、本人は眠りの中。見ると峠ノ山の伝さんからです。山形県鶴岡市の峠ノ山は、夫が釣りに行った時にお世話になって以来親しくしていただいている皆さんの住む集落です。
伝さんから電話とは何だろうとかけてみました。
すると、夫の具合が余り良くないと聞いたと言うのです。
「友だちがインターネットで見て、水戸のあの人じゃないかと言うんだよ」
どうして見ず知らずの人がと思いましたが、このブログかもしれない。
検索で地元の名前などを入れているうちに引っかかったのかも。
ともあれ、嬉しいお見舞いの電話でした。


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2015
09.22

嬉しいこと 2題

Category: 緩和ケア
・・・9月22日・・・
夜は8時にオキシコンチンを服薬、就寝前に抗うつ薬サインバルタを飲んで寝ます。
昨夜も9時にそうして寝ました。
夜中に1度ベッドのふちに腰かけているのが暗闇にわかったので声をかけたら、そのまままた寝ました。
朝8時を過ぎても起きません。
さすがに起こして朝ごはんを食べさせようとしましたが、朝の薬とサインバルタ、オキシコンチンを飲んでまた寝てしまいました。
ずーっと寝ています。痛いよりはいいと言い聞かせてそっとしています。

昼食前にさいかママが家の仕事をしてくれた後病院に来ました。卵おじやを持って。
お茶碗半分くらいのごはんで作ったそうですが、ほぼ全部食べました。
ナースステーションに報告するとみなさん喜んでくれ、
「お母さん仕込みの味で、おいしかったのでしょうね」
さあそれは分りませんが、我が家の味だったのでしょう。


さてもう一つ嬉しいことがあって、夫にfacebookを見せて喜び合いました。
椛花が学校の2年生の中から選ばれて応募した、下野新聞の「夢 小2 ドリーム」というコーナーに今朝写真入りで載ったのです。


わたしは、デザイナーになりたいです。そのために本を読んだり、びじゅつかんで絵をみたり、絵の勉強もばんがりたいです。



半ば眠っている夫を起こして、新聞の写真を見せて読んでやりました。
痩せた頬を崩してニコーっと最高の笑顔でした。すぐまた寝てしまいましたが。


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2015
09.22

会話成立

Category: 緩和ケア
・・・9月20日・・・
朝の回診時先生は、眠り続ける夫の処方を見直しました。
朝5mgの抗鬱薬サインバルタ、めまいのトラベルミンを中止して様子を見るということです。

昼になるにつれて、目を開けることが多くなってきました。昼食も少しですが食べました。
テレビでラグビーの試合も楽しみました。日本の逆転勝ち、いい試合だったねと満足。
その後息子一家がお見舞いに来てくれ、そこへ椛花も現れて嬉しい午後になりました。

今8時半を過ぎ、パソコンで映画を見ています。痛みもなく会話も成立しているし、まずは一安心。


・・・9月21日・・・
今夜も日付が変わるころから痛み出して、0時半にレスキューを1服。
30分少しも痛みは変わらず、ナースが先生に電話で聞いてくれ、1時にレスキューとサインバルタを追加。
4時45分まで眠って、またレスキュー。再び眠って6時15分レスキュー。
眠って8時半、トイレに起きたチャンスにご飯を食べさせ、服薬、歯磨き。
その後また眠っています。

主治医のはなし・・・
痛みを除くか眠気を除くか、痛みでしょうね。
麻薬では取れない神経系の痛みにはやはり抗うつ薬は有効で、サインバルタは外せない、が眠気が。
レスキューも全く効き目がないとはいえないので、この後増量を考えてみます。

・・・全身状態はどうでしょうか。
1週間前と比べて下がっている。この前ご本人が言っておられた退院は、ちょっと無理ですかねぇ。外泊? うーん外泊も無理、かな。
さいかママが病院に来てくれたけど、その時私は眠くなく、お喋りを始めてしまってそのまま夕方まで、なんてこった!
でも心は元気になったので、今夜早く寝ればそれで大丈夫。
それにしても果てしなく続くお喋りでした。


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2015
09.19

再び眠り爺

Category: 緩和ケア
鎮痛補助薬の抗鬱薬サインバルタが効いたのか、痛みを訴えることなく昨日から眠り続けています。
昨日は食事はとってたのですが、今日は欲しくないと言って食べません。
無理に起こしてでも食べさせたほうがいいのかと聞いたら、無理はしないで、起きた時に食べてもらいましょうと言われ待っていたのですが起きません。
トイレに起きた時に食べようよと促すのですが、うんと言うだけで寝てしまって、次の食事の時間にまた同じこと。
果物ゼリーをひとつ食べただけですが、よかったねと看護師さんは喜んでくれました。
新しい薬が体に馴染んでくれば眠気は落ち着くのだそうです。

おさまっていた夢と独り言がまた始まったのですが、今度はうなされるような夢ではないようなのでホッとしています。

広島の娘が電話をよこして、おかあさん、眠れているのかと心配しています。
大丈夫と言いますと、おかあさんが心配だから、連休に行こうかと。
そんな、小さな子どもを置いてまで来なくていいわよ、そっちのほうが心配よ。
明日は宇都宮の椛花が来るかもしれないし、そうしたら少し交代してもらえるでしょう。

椛花が一人遊びしてくれればね (^.^)


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2015
09.18

夜中の痛み

Category: 緩和ケア
きょう日付が変わるころから夫が痛いと言い出して、レスキューのオキノームを飲みました。
痛みは今まで経験のない強さだと唸っています。
30分たっても痛みはいっこうにおさまらなくて、1時間経ってもう1服追加しました。これでも痛みは続いています。

2時半、看護師さんに来てもらいました。
できることは、3服めのオキノームを飲んで様子を見るか、先生に電話して注射の指示を仰ぐかなのですが、どうなさいますかと聞かれて、夫はオキノームを選びました。
さらに我慢の時間が長くなりました。看護師さんが患部を温めてくれたりさすってくれましたがよくなりません。
3時、先生に電話してくれました。
リリカとオプソで様子を見るよう指示がありました。
痛みは変わらないようでしたが、眠気のほうが強かったのか、4時頃やっと眠ることができました。

朝早く先生が来て下さいました。
「昨夜の処方は痛みが取れたというより、眠気が勝ったのでしょう。眠れたからよしとしたいですね」
ということで、前回抗うつ剤を薬疹のため止めたので神経系の痛みに対して少し弱くなっているから、同じ鎮痛効果の抗うつ剤サインボルタを試して、鎮痛の補強をしてみたいと提案がありました。

さてその結果、痛みはやっとおさまったようですが、ほぼ1日中、食事と排泄以外は寝ていました。
寝ることで痛みを感じないなら寝てくれたほうが看ている者は安心ですが、会話がないのは淋しいです。
こうしてもっと痛みが強くなった時には、周りと意思疎通が無くなっていくのかと思うと恐ろしい気もするのです。


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ところで以前から気になっていた私の不整脈ですが、看護師さんに話したら、1度も診てもらっていないのなら安心のためにも受診したほうがいいと勧められて、心エコーを受け、ホルター心電図をつけさせられました。
予約のない受診ですが、夫が入院中というので病室にいて、順番がきたときに呼び出してもらい、3時間以上の順番待ちをせずにすんだのはラッキー!!
でもコードが邪魔くさいし、止めたテープがいずい(仙台弁)し、ホルターを肩に斜め掛けしているから、これまたいずいくて肩が凝ってきましたわ。
病人の辛さに比べたら何のことはないんだけど。


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2015
09.16

癌性悪液質

Category: 緩和ケア
**9月15日**
夫は自分の病状を良く分かっていなかったのかもしれない。
細くなった手足、体力の衰え。これじゃいけない、しっかり食べてこれ以上悪くなるのを防がなくてはと考えていた・・・

昼食どきに家に帰っていたのですが、病院に戻るとお茶碗がからになっていて、
「これからはこうやって食べていくよ。量も普通盛りにしてもらって」
お茶で流し込んだと言うのです。
「無理に食べなくていいのよ。食べたいものを食べられるだけで」
「少しでも筋肉つけなきゃ動けなくなっちゃう」

ここで私は言わなくていいことを言ってしまった・・・
「筋肉は次第に痩せていくって先生がこの前言ってたよね。そのことって、がん性悪液質っていって避けられないものらしい」
「食べても無駄ってことか?」
無駄ではないけど効果がでるほど食べるのって難しいかもしれない、だから無理しないで、と答えた私の言葉を聞いたか聞かなかったのか黙り込んで、
「この話はおしまいにしてくれ、しばらく・・・俺が消化するまで」

気まずい空気を必死に振り払おうとしていたその時、緩和病棟のもう一人の年配の先生が入ってこられました。
ベッドの脇にしゃがみ込んで夫の顔を見てニコッと微笑んでおられます。
事の顛末を話すと先生は、
「奥さんが理解しているとおりです。好きなものを無理なくおいしく食べる、これでいいんですよ」

そうなのです、私の言ったことは間違ってはいなかった、けれど、私が言うべきではなかったかもしれません。
そういうところを夫は「冷たい」というのかもしれない・・・

__________★__________


先生も看護師さんたちもとても優しくて、声を掛けて労わってくださいます。
私の涙腺は緩みっぱなしです。
緩んでしまった涙腺は夫の前でも同じようになってしまい、つい涙をこぼすと、
「まりが泣くと、俺は泣けなくなってしまうよ」


__________★__________


**9月16日**
きょうも病院のみんながとても気にかけてくれて、娘みたいな看護師さんに励まされ、涙はお預けにすることができました。
そして夫がシャットアウトした例の件を夫に恐る恐る聞いてみたら、
「大丈夫だよ、もう。俺が誤解してたんだ。栄養のあるものを食べて力をつければ退院できるって思ってたんだ。普通にしてればいいんだな」

夫が受けたショックは大きかったと思うけれど、
「同じ方向を向くことができて良かったね」
と心理カウンセラーに言われました。

みなさんありがとうございました。



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2015
09.15

居場所

Category: 緩和ケア
月曜日病院に戻りました。
帰宅中に話し合いたいと思っていたことがあったのですが、ほとんどの時間うつらうつらしていたので駄目でした。
戻る時に遠回りのドライブをして、この時にと思ったけれど切り出せないまま病院に着いてしまいました。
夕食のあと、いつもこの時間は頭がクリアになっているので思いきって話しました。

このままこういう病状が続くとして、あなたはどこにいるのがいいと思う? どこにいたい?
ーー 俺はどっちでも、結局はどこにいても眠ってるだけなんだから。
それはそうかもしれないけど・・・・・・あのね・・・はっきり言えば、あなたはどこで死にたいのかということなの。
ーー 俺はどこでもいいよ。家でってこだわっているわけじゃないよ。安心できるとこならどっちでも。

(家で訪問診療を受けながら暮らすこということは、新しい先生・看護師さんと今この時に新たな関係を築くことで、人見知り屋の夫には荷が重いかもしれない)

ーー 外泊させてもらったり、付き添いの許可をもらったりしながら病院にいるよ。それがいちばん安心できるんじゃないかな。

夫は自分がこんなに悪いとは思っていなかったのです。
お正月は無理かもしれないと思ってはいたけれど、こんなに急に弱ってしまってたとは、と言いました。

ーー 海に行けるかな。海に行って二人で泣きたい・・・


昨夜はほとんど起きず、うわ言もあまり言いませんでした。朝9時を過ぎても起きないのでさすがに起こしましたけど。
その後も食事とトイレ以外はほとんどの時間寝ています。きのうはレスキューを5包も飲んだからでしょうか。
痛みはさほどではなかったようですが予期不安で飲んだのです。先生からはそういう飲み方もいいですよと言われています。

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    ドライブの里山で見つけた

    萩 と ヤブラン





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2015
09.12

穏やかな一日

Category: 緩和ケア
家に帰ってからレスキューを飲んだのは昨夜と明け方との2回だけで、ほとんどの時間は寝ているので落ち着いているといってよいのかどうかわかりませんが、平穏です。
こんな調子なら退院できるような気がしますが、明け方の痛みは強かったようで呻っていました。

昼食のあと梨園に行って新鮮なのを買ってこない? と誘いましたが返事がありません。
服薬後また寝てしまいました。
オキシコンチンの副作用で眠いのか、身体が眠りを要求しているのか、両方なのでしょうね。

きょうは私の通院日でした。先生に事情を言って、なるべく多く薬を出してもらいました。
本当は近頃よく出る不整脈のことを聞きたかったけれど、心電図なんてことになったら一人の夫が気になるし期外収縮はほとんど問題ないとWebで読んだことだし、60日分の処方箋を持って薬局に行きました。

夕方は、夫が定年後に入った会社の年下の先輩が転勤になるのでその前にと、お見舞いに来てくれました。
息子みたいな彼と、カヌーに乗ったり晩御飯に誘ったりしたときのことなどを愉快に話していました。
夫の病気のことは知っているので、お別れに来たのかもしれません。ありがとう、太郎さん。

この頃夫は立ち上がる時、座る時に、フラーッとめまいがして倒れそうになることが多くなりました。
さっきもトイレで大きな音がしたので飛んでいくと、壁でようやく支えたようで危なかったです。
手すりが必要だね、と夫。そしてその後、テーブルに突っ伏して泣き声を上げるのでビックリして見ると、
「うそ泣きだい」
爺さんになったもんだとガックリしたんですって。真に迫っていたのでどうしようかと思っちゃったわ。


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レインリリーの 名のごとく
雨が降り止むと 咲きだします



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2015
09.11

外泊 ・ 長松康子先生

Category: 緩和ケア
昨夜帰る時にナースステーションにいた看護師さんと少し話をしました。
昨日のブログに書いたように、在宅か病院かと考えていること、このまま家に帰れないことに私が拘っていることなどを聞いてもらいました。

きょう病院に行くと外泊申請用紙がおいてありました。
看護師さんが先生に話してくださったのでしょう。
看護師さんは夜勤明けで姿はなかったのですが、先生が全て承知の助というような顔をして私を見ますので、お礼を言ってさっそく用意をしました。

家に帰ったといっても薬の眠気が残っているのか、昼過ぎまで寝ていましたが、うわ言を言うことなくぐっすり眠れたようです。
午後もテレビを見たり眠ったり。私は片付けなければならない書類などを整理しました。
その中には家族会の行事出席依頼の手紙があったのですが、10月、東京での行事は無理だと思い家族会宛にメールしました。
するとすぐに電話があって、お元気だったのにとお見舞いをいただきました。
そして事務局のその彼が、何か得るものがあると思いますと聖路加国際大の長松康子先生を紹介してくださいました。
中皮腫患者の看護を深く研究されている先生です。
初めての見ず知らずの私に、ていねいに優しい言葉をかけてくださる長松先生は、いつでもお電話ちょうだいねと。ありがとうございました。

さて、病人ですが、食欲は今ひとつ。でも痛みの頓服を飲むことなく、今10時半、寝室へ行きました。


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2015
09.10

在宅か、病院か

Category: 緩和ケア
台風の大雨は我が家付近では何事もなく過ぎていきましたが、市内のあちこちが冠水したようです。
また、栃木県で降った雨が那珂川を増水させて下流の地域で氾濫危険水位に達したのですが、夜には水位が下がり始めたというニュースを見ました。


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2階から見た道路 朝8時
マンホールから水がボコボコっと出ています
道路は川の浅瀬のようです



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夕方、家族用キッチンでお茶を淹れていると先生が入ってこられました。
アレルギーは薬疹だったということで、疑わしい薬を抜いて様子を見ているところだよ、と話しかけてきました。

「さて、ここからが問題なのだけど、Mさんはお家に帰りたい? ここにいてもいい?」
「できれば帰りたいですが、夫も私も安心できる場所が一番と考えています。家に帰って、新しい先生に診ていただくのは、気持ちが少ししんどいと正直思います」
「うーん、あのね・・・・・・お家に帰るのは難しいかもしれない」

私には現実が見えていません。そこまで悪いと思えないのです。
食事も摂れているし、トイレも自分で行くし、起きている時なら会話もちゃんとしているし。

呼吸が苦しいからと急いで病院に向かい、入院になりました。帰れないなんて、何の心構えもしていませんでした。
でも・・・これでいいのかもしれない。これが最後などという思いで家を見返りながらあとにするのはもっと辛いかもしれない・・・

わたしの胸だけに収めて、1、2日ぐらいの外泊をさせてもらおうかと考えたりしています。


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