2016
03.31

緩和病棟に

経過観察中の不整脈の定期検査のためにきょうは病院へ行きました。
夫が入院していた病院です。

駐車場から敷地内に入り見えてきたのが、大きな辛夷の木、ちらほら咲きだした桜。
去年も一昨年も、入院中の夫の病室に向かう時に同じ木を見たんだっけ、と思うだけで涙が出そうでした。
泣きながら歩いたら変なおばあさんと思われると必死にこらえました。

検査結果は、直ちに服薬などの治療の必要はないので、また半年後にということでした。
この循環器科の先に緩和ケア病棟へのエレベーターがあります。どうしようか迷ったのですが、ボタンを押しました。

ナースステーションには主治医と臨床心理士がいらっしゃいました。
私に気付いた心理士さんの声で、お世話になった看護士さんたちも集まってきました。
先生も立ってきてくださいました。

夫を家で看るようになった時からずうっと胸に抱いていた後悔の思いを、先生に尋ねることができました。
このことは別の機会に書けるかもしれないのですが、今は置いておいて・・・
要するに、どうすればよかったか、と私が自分を責める思いなのですが、正しい答えはないということだと思います。
その時にみんな一生懸命だった・・・ただ病人はどうして欲しかったのか。
夫は答えを持ったまま逝ってしまいましたから、わからない。みんなが正しいとも言えるし、みんな間違いだったとも。


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話を聞いてもらって、涙を流して。
「また来てくださいね」「いつでもおいでくださいね」「待ってますから」
温かいことばに慰められて、気を取り直して帰りました。


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2016
03.28

頚椎症性神経根症

昨日から続いている肩から腕・指先の痛みしびれは、肩こりなどという域をこえた痛みになりました。
それでも一晩寝たら朝は全く痛まなかったので、やれやれと日常が始まったのでした。

昼前に歩いて花屋さんに行って花を求め、家に戻って花瓶のお世話をし、お昼を食べたあたりからまた痛みが出始めました。
「痛い」と声が出て呻ってしまうほど痛くてだるくて、自然に涙がにじんできたので、こんなに痛いのに我慢することなんかないんだわ、と鎮痛薬を飲みました。
しばらくして気づいたら痛みがなくなっていました。

頚椎症性神経根症は保存的治療しかないようです。
姿勢に気をつけて、PCや手先の仕事はほどほどに、痛みが強かったら鎮痛薬を。
というわけで、きょうは短くお終いです。

桜石川

近くの小学校。
入学式の準備が整っているようです。

校庭の南の桜は、入学式ごろに満開になるかもしれません。
咲く時期が違う種類の桜が植えられているのでしょうか。
入学の記念写真には必ず桜が写ってますものね。



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2016
03.27

ガタゴソな一日

きょうは5回めの月命日。
庭に出ると、花海棠のつぼみがずいぶんふっくらしてきています。ということは、渓流釣りのシーズンが始まるのです。
元気だったら待ちきれなくてソワソワしていたことでしょう。
川が微笑んでくれても、足取り重く川から上がっても、農家の庭先に咲いていた花海棠は、夫にとっての春の花だったようです。
発病後の春に、二人で幼木を買い求めたのでした。
花海棠の木はまだ小さいのですが、例年になくたくさんのつぼみをつけています。
白露錦の小さい花穂もかわいく伸びてきました。

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近ごろ、根を詰めてこんなことをやっていたからか、左の首から肩・腕・指先まで痛みが走って困ったものです。
この仕上げを終わったらしばらくじっとしていることにしましょう。

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そしておまけは夕飯。ギョーザが食べたい。ひき肉はあったけど皮がない。
ええい、面倒だけど作っちゃえ。
ニラもなかったから裏庭のアサツキを入れて、皮は真ん丸にならないけれど、食べてしまえば同じこと。
もっちりした皮で、おいしく食べました。

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ガタガタ、ごそごそ、落ち着きのない一日でした。


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2016
03.26

春探し

Category: そのほか
春はどこまで来ているのか、買い物がてら見に行きました。
桜は数輪咲いているので「開花」と言ってよいでしょうが、まだ開いていない木のほうが多かったかしら。
孫が通う中学校ですが、辛夷が見事でした。

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用水路には鴨が泳いでます。北へは帰らないと決めたのか、これからなのか。
見ていてあることを思って微笑してしまいました。
鴨の足の動きがカヌーを漕ぐときのオールの動きと同じです。
方向を変える時に、曲がりたい方向の足を少し前方に返してブレーキをかけるのです。
水面下で小さい足をチョコチョコ動かしていて、スーッと片足の動きを止めてブレーキをかけるんです。
それが可愛くてしばらく見ていました。

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土手には柔らかそうなヨモギやタンポポ、ホトケノザ。春はちゃんと来ていました。


*この記事を一度はスマホで書きましたが、写真をアップしようとして消してしまいました。
 悔しいけどPCで書き直し。
 スマホの入力も機種によって癖があるのでしょうか、慣れなくて使いにくいです。
 失敗の機種選びだったかな?


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2016
03.25

スマホの設定

スマホが夕方届きました。
楽しみに待ってたけど、さあ、一人で使えるようにできるかしら。

まずは、ん? 裏のカバーはどうやればはずせるのだ? 爪が折れそうだわ。
PCで検索してみたら、思い切ってこじ開けるみたいです。
パチッ! どうやら開けることができました。検索ってすごい、こんなことも教えてくれるんです。

カードを入れて、PCで契約を済ませて、いよいよ初期設定です。
これも検索のお手伝いを受けて、なんとか終了。
夕ご飯をそそくさと食べてまたスマホと格闘です。

ここで問題発生。アプリをインストールしている時に、「問題が発生したため、Google Play開発者サービスを終了します」という警告が頻繁に出て先に進めなくなりました。
もう! どうすればいいのだ!
やっぱりこれも検索のお世話になるしかなかったです。
書いてあることが良く理解できないけれど、女は度胸とばかりにタップ、タップで時間がかかりましたが解決しました。

そのあとも、何をどうしたのか分からないまま、道草を食ったりつまずいたり。
どうにか最低限必要なアプリをインストール、使えるようになりました。
快適に使えるようになるには、まだまだ設定をいじらなくてはならないと思いますが、今夜はここまで。


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木瓜が1輪咲きました


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2016
03.23

稟議

Category:
カメラ


Facebookでは「過去の思い出をチェック」と過去の同じ日の記事を知らせてくれます。
去年のきょう、能天気な人は上の写真をつけてカメラの記事を書いていました。

オリンパスSixを持っているのですが(じゃばらのレンズが出てきます)、フィルムを探したらしいのです。
5本1セットで5000円。
・・・欲しいけど、預金管理機構理事(私のこと)の稟議は通らないだろうな…と書いています。
それに対して私は、際限なき物欲に呆れているとコメントを返しています。

稟議通してやればよかったかなと、今ごろ弱気になっている私です。


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2016
03.22

残されたメディア

夫が残したメディアがいくつもありました。
ある程度は自分で整理したようですが、どれに何が入っているのか、見るまでは全くわからない状態でした。
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今日、ファイルを探していて、これらを見るしかなくなり、ざっとですが全て見終わりました。
ほとんどは仕事関係。
この中からアスベスト関係の写真を見つけ、労災の手続きが進展したのでした。
その他は家族の写真と旅行の写真です。

怪しいものは一つもありませんでした・・・ふふっ。
怪しいものもなかった代わりに、私へのメッセージの類なんかもありませんでした。
ひそかに何か残してくれていたらなんて、思わないこともなかったけれど。
そんなことをする人じゃないことは分かっていましたから、ちょっとでも期待した自分を笑ってしまいます。

付箋に中身をメモして貼って、終わりにしました。
夫の残したもの、まだ手付かずで、というより手を付ける気持ちになれないのですが、こうして少しずつふんぎりをつけていくしかないですね。


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2016
03.21

もうすぐ春休み

連休が終わって春休み。
予定なら広島の娘が3人の子を連れて帰省のころですが、生まれたばかりの赤ん坊をまだ寒いこの時期に連れて来なくても、という私の意見を聞いてくれました。

生後3か月とはいえ、生まれたのが極小未熟児。修正月齢(というんだそうです)はまだ1か月。
始めから無理はしないように言っていたのですが、ひとりで3人の世話に明け暮れている娘の気持ちも察して余計なことは言わないようにしていましたが。

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娘の連れ合いは、1か月前からドイツ・ハンブルグ港に向けて航行中です。
テスト航海も兼ねた新造船に、技術者として乗船しています。
断ることはできなかったのか、でも1年以上前からこの時期の航海は決まっていて、本人がワクワク待ってたので行くなとは言えなかったと娘。
あと3週間、帰って来るころには新生児は声を出して笑うようになっているかも。

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私は今月末から来月にかけて少し予定が入っているので、役立たずです。
その代り、宇都宮の彩椛が来月になったら広島に遊びに行きます。毎日うるさいくらい日にちを数えているそうです。


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2016
03.20

お彼岸

お彼岸だけどうちにはお墓はないし、いつもと変わりない1日でした。
ああ、夕方息子がふらっと来て小1時間いて帰りましたが、特別どうという会話ではなかったわね。

お彼岸だというのでもなく、ちょうどお花がダメになったから新しく替えました。
いつも思うけど、
「オレ、花なんかいらない」
と言ってるようで可笑しくなります。
が、毎日お花の世話をしていると、なにか、亡き人の世話をしているような気がします。


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花じゃなくてお酒ね
でも私は焼酎は飲めないから梅酒をねと
一昨日の晩

食事は毎度代わり映えのしないパスタ
冷凍しておいたフキノトウ
柚子こしょうの味も決まっておいしく食べました


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2016
03.19

新しいスマホ

スマホの調子が悪くて、買おうかな?

夫はスマホを4年前の海外旅行の際にホテルに置き忘れ、以来、持たずにいたのですが、2年前の入院時に退屈だろうからと買ってやりました。
とりあえず中古のスマホにsimカードを入れました。
途中新しいのを買おうよと言いましたが、これで充分と物欲の人にしては珍しいことでした。

それを今は私が使っていますが、どうも使いづらい。
あなた、ごめん。新しいのを買うよ。
という訳であれこれ迷って半日。ようやく先ほど注文しました。
あれこれ比べて、これしかないと決めたものの、最後に、
「ねえ、こう考えて、ああしてこうして、これに決めたけど、いいよね?」
と同意を求めようにもその人がいない。
どうせ「好きにしな」と返事があるだけだったけど、それで安心できていたのです。
こんなことにも夫のいない不安を感じてしまう。
もっと大きな決断がこの先にあるかもしれないのに、情けないことです。


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近ごろこんなことをしていました


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2016
03.18

喪失感

「失う」に関してこんな言葉を見たよと、先輩という名の友人が教えてくれました。


失うことのつらさは、単に失われるという事実のみならず、失われてもなお、滞りなく動いていく「日常」と対峙しなければならないことにある。   『失われた町』


日常は悲しみと関係なく流れて、まだ手放すには早い悲しみまでも流されていくように感じます。
そうして日常を取り戻していくのがいいのか、悲しみを十分に悲しむのがいいのか。
理屈で決め込んでも仕方のないことだと知ってても、ついこのことを思ってしまいます。


また、朝日新聞「折々のことば」の喪失感に関しての言葉を繰り返し読みました。


「あるべきものがそこにない」というよりも「もうあるべきでないものが、そこには確固としてある」


あるべきでないもの、になってしまった人は、私の中にあるのです。
確固として、とまで言い切ることはできなくても。


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2016
03.17

MRI

Category:
定期通院のため病院へ。きょうは年に一度のMRI撮影がありました。
結果は、新たな梗塞の痕はなし、血管の状態もよし、血液検査も異常なし。

MRI撮影は機械に横になって、体を縛られヘッドホンを掛けて、頭を固定するために顔の上に仮面みたいなものをかぶせられ、ガチャン。
「これだもの、姉が恐怖するのも仕方ないな」
と思ううちに、機械がスルスルと動き始めました。
いつもこんなだったかしらと思うくらい、きょうのMRはうるさいと感じました。

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なぜMRIで姉を思ったのかは、順序立てて話したほうが分かると思いますが長くなるのできょうはカット。
とにかく病院嫌いが高じて60年、どこの病院にも行かなかった姉が、MRIを受けなければならない事態になりました。
知的障害がある姉です、病院は恐いのです。
何が恐いって、聴診器・血圧計・心電図・レントゲン・CT・MRI・・・
1度だって病院に行ったことがないくせにです。

姉に検査を受けさせるためには、語りつくせないほどの苦労を重ねました。
専門病院に行く前に、まずは診察室に慣れさせようと、夫が懇意にしている病院に連れて行くことから始めたのです。
そして病院巡りが始まりました。大きな総合病院を4つ。どこに行っても断られます。血圧すら計れないのですから。
でもついに、事情を理解してくれる良い医師に巡り合い、麻酔で眠っている間に、CTとMRIの撮影をしてもらったのでした。

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ああ、今思い出してもすごい日々でした。よくやりました、自分を褒めても良いと思います。
夫も陰日向になって助けてくれました。夫の協力がなかったらできなかったことでした。

夫としみじみ語り合いたくなりました。
語れば長い姉の話、どこから始めて、何を書きたいのか分かりませんが、時々書こうと思います。
きょうはMRIで姉を思ったので書いてみました。


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2016
03.16

目の痛み

睡眠は充分なのに、起きて数時間後には目をぎゅうっと閉じてしまいたいような疲れを感じました。
生あくびも出ます。
なにか悪いことの前触れかと心配になって、病院に行く用意をしました。

今までだったらそんな心配はしなかったけれど、一人で倒れていたのでは迷惑がかかるとそれが一番の心配事。
中学生の孫が「ただいま」と第一発見者になったのでは、かわいそうすぎる。
でもその前にいっぺん目の手当てをしてからにしようと、レンジでチンしたタオルを目に当てて休んでみました。
だいぶスッキリしました。
ただの疲れ目ね、明日はもともと病院に行く予定だったし、きょうは様子をみようと思い直しました。

そして思いました。私になにかあったら、誰に介護されるのでしょう。我が儘言える相手もいないのに。
私の介護を受けて先に行った人はいいね、私が先に行きたかった。
・・・でもよく考えれば、夫が残ったのではかわいそう。一人に耐えられないかも。
やはりこの順序でよかったのですかね。


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2016
03.14

彩椛の話

久しぶりに彩椛話。

2年生の彩椛のクラスでは帰りの会で日直がサイコロ・トークというのをするのだそうです。
さいころを投げて出た目にお題があって、そのひとつに<願いがひとつだけかなうなら>があるそうです。

先週お友だちが家に遊びにきたとき、おやつを食べながらの2年生どうしのお喋りが、
「あのさあ、わたしはもうお願いすること決めてあるんだ。わたしはさあ、おじいちゃんに会いたいってお願いするってきめてるんだぁ」

ママは聞こえないふりしてトイレに駆け込んで涙をふいたそうです。
ママに言わされているのではなくて、自然にわいてきた願いのようです。
ほんとうにおじいちゃん大好きっ子でしたから。

で、きょうがその日直の日。出た目は<家族のはなし>
「家族はパパとママしかいないし、パパの話はよく分からないから、ママの話をしたんだよ」
パパの話ができないって、さいちゃん、パパかわいそうじゃない?


おいも

彩椛の最近の絵(未完成)
色の混ぜ合わせを教えてもらっているようです


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2016
03.13

遺族の集まり

12日 土曜日。
7時半発の各駅停車に揺られてゴトゴトと。
会報発送は出席者が多くて、午後1時半、いつもより早く仕事が終わって解散。

帰り道、同じ方向に向かう5人、亀戸駅前でお茶にしませんかということになりました。
新米遺族の私にあれこれ気を使って話しかけてくれます。
私もお聞きしたいことあれこれ。

5人のうち私を入れて3人、戒名・位牌がありませんでした。
そして1人は遺骨を小笠原の海に散骨されたそうです。
そのお話に感動して涙が出ました。

2人のお子さんと奥さまで、花と一緒に海に送った遺骨は、それぞれ一旦船底に吸い込まれて、そのあと、船が引く波に乗り白い帯になって流れ去って行ったのだそうです。
情景が目に浮かんで胸がいっぱいになりました。

ずっと傍に置きたいと今は思っている夫の遺骨ですが、いずれは送る日がくるのでしょう。
私たちが納得する形でこんな感動を残して送ってやりたいと思いました。


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