2014
12.15

岡部医師と名取医師

昨日は分かったふうなことを書きましたが、きょうは少し自信を失くしました。
昨日の出席者のうちお二人が宇部医療センターで手術を受けています。
今までその情報を知らなかったのですがきょう、執刀医の岡部和倫医師が書かれたものを読んで、やっぱり間違いを犯したのではないかと不安になってしまいました。

あの時に手術の情報をもっと集めるべきだったのではないか。手術の可能性を捨ててしまったのではないか。
後悔が先に立って冷静な気持ちでいられない半日を送りました。
夕飯がすんでから、またパソコンに向かいました。時間をかけて今度は落ち着いて読みました。

「胸膜中皮腫に対する胸膜外肺全摘術が可能な患者さんについて」という項目をしっかり読みました。

目に見える中皮腫を全て摘出できることが大前提です。切除できない場所まで中皮腫が進行している場合は、手術をお勧めできません。お腹や骨などに転移している場合も手術は不適切です。

これをさっと読み飛ばしていました。
夫の中皮腫は、転移はしていないけれど進行していそうな場所が見受けられたのでした。
そして、

治療成績は、上皮型が最も良く、肉腫型は悪いです。

肉腫型です。

セカンド医の名取医師はこの点を考慮して、手術を勧めなかったのだろうと考えました。
名取医師は、

一定の数の中皮腫の方に接してきた上で、私が直接ご本人やご家族と直接対面する1時間前後の外来を行うことになったのは、ご本人やご家族の眼やからだの動きも含めて語られる非言語の情報を含めて、互いに対話して、納得と安心を確認している。

と書いています。

「ご自分の人生感やご自分の性格」及び、「ご本人やご家族の生死観」を含め、納得と安心の総合的な判断が求められ、その点について伴走する医療者が求められていることになります。

とも書かれていて、夫が為すこともなくベッドの生活をする人ではないという判断をして、手術を勧めなかったのだと思い至りました。

「伴走する医療者」
昨日名取医師は、このことについて話してくれました。
私が主治医のことを、「これ以上聞かないで」と背中が言っている、と評した時に、
「『ごめんなさい、私にできるのはここまでです。でも、最後までそばにいます』と言って寄り添うことができる人だとよいのですがね」
とおっしゃいました。
まさに私が求めている医療者です。

主治医にそれをもとめる、体当たりするしかないですかね。



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コメント
妻は肺癌なので、岡部医師と名取医師を存じ上げませんが、信頼のできる先生なのですね。

どの癌でも、遠隔転移は手術の適用外と思いますが、3期なら、放射線や化学療法で腫瘍が縮小した場合、手術することがあると思います。

普通の内科医はそういうことを勧めないと思いますが、実際に手術や放射線をする立場の医師は、内科医の知らないレベルの症例を経験していたり、時には標準を逸脱しでてくれる場合があります。
要は、その治療方法の専門外の医師の意見で決めない方がいいと言うことと思います。
モヤモヤするなら一度、山口まで遠征するのも良いように思いました。
のぞみパパdot 2014.12.16 00:16 | 編集
 ☆のぞみパパさん
読影、診断の症例の多いセカンド医にもう1度話を聞いてもらうつもりでいますが、全国を飛び回っている医師なのでなかなかつかまりません。
山口も視野に入れて納得のいく相談をしたいと思っています。
いつもありがとうございます。
わすれ草dot 2014.12.16 11:01 | 編集
主人の場合、研修医の先生を含めて8名に今までみてもらっていますが本当に色々な先生がいます!
的確だけれど病気だけ見る先生、患者や家族の気持ちまで見てくれる先生…
私は気持ちまで見てくれる先生に頼りたいです。

結構決まったことしかやるつもりの無い先生っていますものね。

手術をする、しないを含めて、その方に合った治療法を探してくれる先生に出会えたら幸せだと思いました!
msgiledot 2014.12.20 21:07 | 編集
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