2015
10.27

大仕事

Category: 介護
夫にとっては、こんなはずじゃなかっただろう高カロリー輸液の点滴。
経緯はどうだったのか、私の記憶が最近の事なのにあやふやで自信が無くなっているのですが、中心静脈注に同意したことは確かなこと。
そのころはまだ夫は自分の意思を示すことができたので、夫も同意した、はず。

この輸液のせいだったのだろうか、痰に苦しめられていた夫です。
24日土曜日、輸液を断りました。輸液の量を半分にして様子を見ていましたが、痰は確かに減りました。

20日ごろから尿量が減っていて、時折呼吸が荒くなる時間がでていましたが、輸液を減量したせいなのか、時を同じくしただけなのか、日曜日夕方から呼吸の荒さが続いていました。
昨日の往診のおり先生がおっしゃいました。
「ご主人、本当によく頑張りました。考えていたよりずっと頑張っておられました」
2,3日、若いからもう少し・・・けれど、週を越えることはないようです。


娘と交代して起きています。

ーーもう十分頑張ったよ、先生もそうおっしゃってた。
もう頑張らなくてもいいんだよ。私たちは大丈夫。
それぞれに、それなりの覚悟はついているんだから。

ただ一人めそめそおろおろしていた息子も、昨夜姉に諭されて彼の覚悟を示しました。
父の近くに音源を置いて『レット・イット・ビー』を流したあと、少し微笑んで帰って行きました。
カッコつけすぎじゃない? でもいいよ、そうしなきゃ動けなかった弱虫のあんただもの。

09408784.jpg
死ぬことは本当に大仕事だなと感じています。
荒い呼吸を続ける夫は何を思っているのかしら。
息子みたいにカッコつけて去りたかったのじゃないかしら。
自分の美学では到底許されない姿でベッドに横たわっています。
「死ぬのって思っていたより大変なんだよな」
と言っているような気がします。
     


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コメント
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dot 2015.10.27 07:37 | 編集
dot 2015.11.01 12:50 | 編集
こんばんは。
お久しぶりのコメントになってしまいごめんなさい。

最近はわすれ草さんのブログを読むと涙があふれてくる日々で、
自分の心のバランスを取りながら読ませてもらっていました。

でも、
いつもわすれ草さん、ご主人、娘さん達のこと、
遠く離れた所からではありますが
想わせてもらっています。

交代で看病ができる娘さんがいると、
苦労も痛みも半分ずつに感じ合っていけますね。
msgiledot 2015.11.02 00:38 | 編集
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