2016
07.12

草競馬

Category: モンゴル
モンゴル・ウランバートルでは、11日・12日・13日と国のナーダムが行われています。
Facebookから思い出のお知らせがきて懐かしく、きょうはモンゴルのことを少し書いてみます。
私たちは2012年と13年にモンゴルを訪れています。
13年は9日に出発。ナーダムの日を挟んだ5泊6日の旅でした。

11日、他のグループはナーダム会場に向かいましたが、私たちは草原に残って乗馬2日目。
野の花を見ながら遠出しました。

12日。
交通渋滞のため、前夜10時を回ってからようやくゲルに帰り着いたナーダム組も、また朝から一緒に乗馬に出かけました。
若い彼らは上手になるのが早い! 午後からは乗馬の先生の許しを得てピシリと一鞭。
「チョー!!」
見る見るうちに小さくなっていきます。
夫も負けじと後を追い、残った私は大丈夫かとハラハラ。
と、急にあわてたスタッフ数人が馬を駆って飛び出していきました。どうも誰かが落馬したらしい。
心配させられましたが、夫ではなくてホッとし、また落ちた人も怪我がなくて一安心。

夕食は、ツーリストキャンプ最後の夜になるグループの方たちを中心に、遅くまでとても楽しい宴が続きました。
そのうち私たちのガイドさんが、草競馬を見せてくれると言いました。
スタッフの女性も加わった11人を乗せた馬が夕日を浴びながら、はるか草原のかなたに歩いて行きます。
豆粒くらいにしか見えなくなったその時、土けむりが上がったのが分かりました。スタート!
そしてあっという間にゴール。
みんな、すごくカッコいい!!
みんなの笑顔がまたまたカッコいい!!

s-競馬
           夜の8時ごろです

s-1番
1番!!

s-けいば
とてもいい笑顔 大きな写真でお見せしたい


この後上位3人に渡す賞金をと帽子が回ってきました。
1位の少年に賞金を渡して、少年の腕を高々と上げている、とびっきりの笑顔の人の写真があります。
ほんとうはこの写真をみなさんにお見せしたいのですが、許しを得たいこの人は、この半年後に癌死されたのです。
病気を知っての旅だったそうです。
夫もこの後秋に中皮腫を発症。2年の闘病が始まったのでした。

この世を去った人の思い出深い写真を、きょうは何度も見ています。


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コメント
わすれ草さんへ

おはようございます。

モンゴルのお話し、夢のように素敵ですね。

モンゴルでは、天の川がとても良く見える、ということも、以前お教えくださいましたよね。あのお話し、脳裏に焼き付いています。

さて、今日は「盆の迎え火」です。

仏教徒ではありませんが、歳時記として区切りの日かもしれませんね。

ご主人様、草競馬で1位になった少年も、天の川の星になって光ってくれているかもしれません。

「盆の迎え火」の日ですから、もしかして、愛した親族が、流れ星になってきてくれるのではないかと思っています。

そんな思いで夜空を見上げてみようかと思います。

今宵は晴れます様にと願いを込めて。

dot 2016.07.13 09:09 | 編集
わすれ草さん、おはようございます。^^ヾ

モンゴルの旅のお話しは、じっくりと心に染み入ります。

夜の8時とはいえ、まだ明るい空の下に集う方々のそれぞれの心に去来した想いは、ことのときは推し量ることなどできませんよね。

癌死された方は、ご自分の病を知っていらして、モンゴルに来られていたのですね。


私がもし、この方の立場だったらと、想像してみました。
半年後に身罷ったということは、もしかして末期だったのか、
その中で、こうして大地と一体感を持つ旅に出かけることすらできないのではないか、そんなふうに思いました。

不条理な運命を呪い、怒り、死を受けいれられないまま、最期を迎える。
そんなことだけは、したくないなぁと思います。

お写真を眺めながら、わすれ草さんの胸に、旅の想い出がよみがえっていらっしゃるのでしょうね。



dot 2016.07.13 10:01 | 編集
 ☆09:09のコメントさん、おはようございます。

きょうが盆の迎え火なのですね。
子どもの頃の夕暮れが思い出されます。田舎は8月の旧暦でした。
死んだら「無」だと言っていた夫ですが、私もそう思っていますが、迎え火を見つけて戻ってきてくれないかなんて思ったりもします。

分かりにくい書き方をしました。
癌で亡くなったのはこの少年ではなくて、勝者に賞金をと提案したツアー仲間のお一人です。
余命を告げられた彼が選んだ旅行先がモンゴル。
仕事仲間を引き連れて、愉快に過ごしていましたのに。癌だなんて想像できなかった。
豪快に飲んで夫と勝負していましたよ。呑兵衛同士、あちらでも酒盛りしているかなと思うと笑ってしまいます。

コメントありがとうございます。
わすれ草dot 2016.07.13 10:03 | 編集
 ☆窓さん、おはようございます。

後に伺った話によると、余命を告げた医師がモンゴルはいいよ、と言ったのだそうです。
宮大工の棟梁だったこの方を慕って仲間が一緒について来たというのです。
豪快に笑って飲んで、少しも病気を感じさせませんでした。

棟梁も夫も、みごとに運命を受け入れて旅立ったと思います。
私には少しも騒がず旅立った二人の友人がいますが、自分だったらどうだろうかと、自分の弱さを恐れています。

コメントありがとうございます。
わすれ草dot 2016.07.13 10:18 | 編集
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