2016
09.09

3年前の9月9日

Category: 中皮腫のこと
Facebookには、「○年前の思い出」というお知らせとその記事が出てきます。
きょうは3年前の思い出。
他愛もない私のつぶやきに、これまた他愛無いみんなのコメントがついて大笑いしていました。
この頃はもうアスベストは夫の体を蝕んでいたのに。

秋が始まるころから息切れがしていたようですが、それは本人が感じていただけで、傍目には少しも分かりませんでした。
もっとも、本人も歳のせいだと思っていたようです。
7月にモンゴルで馬に乗った時も息切れがすごかったので、
「こんなに体力がなくなって、なんとかしないと来年馬に乗れなくなるよ」
と体力作りのために縄跳びを始めたのでした。

その縄跳び、30回くらいでゼイゼイとひどく息が上がって、続けられないのです。
今思うと、健康な人の息づかいではありませんでした。
この時に気づいてやるべきでした。
そうしたらもしかしたら、手術が受けられたかもしれません。

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………………
言ってもせん無いこと。過ぎたことなのです。
それに、手術は大変危険で予後も良くなく、日常生活に大きな制約を受けるのです。
それでも生きているだけで良い、と思うか。
いいえ、例え手術が可能だったとしても、夫はそれを望まなかった・・・
「俺から遊びを取ったら、何が残る? 短くでいい、俺らしく」

この点では私も夫と同じ考え。子どもたちも全員同じ。
自分らしさを失わず、遊んで、笑って、笑わせて、家族を思い・・・家族を心配させ。
心配させたことすらまた、あの人らしいと思うのです。


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コメント
そうです。

そうです。

仰る通りです。

私もそう願っているのですが・・・

kmomotadot 2016.09.10 09:26 | 編集
facebookにはそんなシステムがあるのですね。
私はしないから、全然、知りませんでした。(;^_^

けれど、ご主人さまは本当に潔い、ご自分というものを、お持ちの方だったのですね!

呼吸が苦しくなる症状ほど、人を不安にさせることはないのではと、気の弱い私は思うのです。

>「俺から遊びを取ったら、何が残る? 短くでいい、俺らしく」


こんな素晴らしい言葉を、遺したいなと思います。
dot 2016.09.10 10:38 | 編集
今晩は。ご家族様のご判断、良かったのでは、と感じます。

私も母や兄の死後、後悔する事って本当に沢山有るんです。
でも「あれが最善だった。他に方法は無かった。」と思う様に
心掛けて居ます。だって辛すぎます。もし間違って居たのなら。だから「全て良かった」としませんか。

そして、今を楽しく暮らす事が、今の「最善」ではないでしょうか。そう思う様に私はしています。
マロンとカリンdot 2016.09.10 20:03 | 編集
 ☆kmomotaさん、こんばんは。

我儘のはての俺らしく、です。
よくもあんなに遊んだものだ、と子も呆れています。

kmomotaさんも、もう少し我儘なさってみたら?
わすれ草dot 2016.09.10 22:51 | 編集
 ☆窓さん、こんばんは。

「人生なんて考えたことない、俺いい加減だから」
と言ったことがある人です。
本当にいい加減な人だったのか、達観した人だったのか、分かりません。両方だったとしておきましょう。

「自分を持った人」とセカンド医にも言われました。
「俺、そんな立派じゃないですよ」

そうだと思います。ごくごく普通の人でした。
わすれ草dot 2016.09.10 22:58 | 編集
 ☆マロンとカリンさん、こんばんは。

本当にマロンとカリンさんの言われる通りです。
あれが最良、と思わないと辛すぎます。
あの時別の道があったとしたって、別な道を歩かなかったのだから、良かったのか悪かったのかは誰にも分からないです。

何よりそれを選択したのは本人ですから、良かったのだと思わなくては亡くなった人が気の毒ですよね。
わすれ草dot 2016.09.10 23:06 | 編集
こんにちは♪

FBの○年前の思い出を見ると、そんな昔のことだったかな
なんて思ってしまいます。

ご主人の選択は、難しいけど良かったと思います。
知人の方で、肺癌がわかって手術の選択をしたのですが
その後が良くなく動けなくなり思い出づくりが出来なくなりましてね
手術するんじゃなかったと後悔され亡くなられたが居られます。

病気の進行度にもよるけど、自分らしくというのは大事ですね
メタさんdot 2016.09.11 16:54 | 編集
 ☆メタさん、こんばんは。

そうですね、病気の進行度によりますね。
術後の生活がどんな制約を受けるのかどうか、多くの情報を得て考えないといけませんね。

夫の場合、初めから手術の適応外、予後が非常に厳しいという大方の意見もあって覚悟を決めたようでした。アタフタしませんでした。

予想より元気で過ごせ、納得いく時間を過ごせて、これでよかったのです。たくさんの思い出を残してくれました。
自分の人生を決めた夫をあらためて偉い人だと思います(ほめ過ぎ)。
わすれ草dot 2016.09.11 18:23 | 編集
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