2017
01.27

叔母の自分史

一昨日、兄のお土産「こしの」の羊羹の写真を載せました。
金沢出身の祖母の姓が「越野」だったこと、生家は和菓子屋さんだったことを書きました。

祖母からこんな話を聞いたことがあります。
祖母は学校へ行く前には必ずおばあさんが、「まあ、ゆるりとなさい」とお茶を点ててくれたとか。
前田様にお菓子を納めていたとか。
そんな祖母がなぜ朝鮮半島で暮らすようになったのかは分かりません。
それを聞ける人は一人だけになってしまいました。
父の妹、神戸に住んでいる叔母です。
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そうだ、その叔母が自分史を自費出版していたんだ。そこに何か書いてあるかもしれない。
この本を頂いた時私は、母や姉のことで気持ちの余裕がない暮らしをしており、さっと目を通しただけでした。
きょうはゆっくり読みました。
なぜお菓子屋を畳んだのかは書かれていませんでしたが、私の知らない祖父母、父、叔父、叔母のことなどが生き生きと描かれていて、面白く読み終えました。
とても才能豊かな叔母です(題字は叔母)。

母は舅姑と折り合いが悪く、兄も私も母に遠慮してか(子どもだったからその意識はなかったけれど)、おじいちゃん、おばあちゃんに懐くことがありませんでした。
ただ、私はおばあちゃんにいろいろな手仕事を教わったことは覚えています。

叔母の自分史を読んで、知らなかったことをたくさん知ることができました。
母から一方的に聞かされ、そう思い込んでいた祖父母とは全く違う祖父母像がありました。
祖母の話をもっと聞きたかった、祖母の描いた絵を見たかった。とても残念です。
祖母は生涯、金沢のこと、犀川や兼六園を懐かしんで話していました。

夫が病気になり亡くなったこと、高齢の叔母に伝えるのは悲しくて、ここ数年疎遠になっています。
胸騒ぎがしないでもなく、ご機嫌伺いの手紙を明日書こうと思っています。
叔母さん、お元気でいてくださいね。


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コメント
こんばんは♪

叔母さん、自費出版で自分史を書かれていたなんて素晴らしいです。
それはわすれ草さんにとっても、懐かしい話や知らない話で
いっぱいだったのでしょうね

僕も両親の話は知らないことが多いです。
(自分勝手で好きでもない親父でしたので^^;)
でも、だんだん自分の置かれている状況が変わってくると
受け取り方も違ってくるのでしょうね

↓お墓、あ~なんとかせねば少々焦るのであります^^
メタさんdot 2017.01.27 22:08 | 編集
 ☆メタさん、こんばんは。

そうなんです。知らない話が多くて。
でもこれで突然おじいちゃんやおばあちゃんになったのではない祖父母を知って、イメージがつながり広がりました。
嫌いとは思ってなかったおばあちゃんのこと、特に嬉しいです。


お墓ね~。
そもそも必要かどうかも考えて・・・から始めなきゃね。
わすれ草dot 2017.01.27 22:24 | 編集
貴重なルーツですね。 素敵な方だったのですね・・

私も聞き損ねたこと 両親に対してもあります。
色々な人から多方面に聞いておく事って大切なんだと
そう考えながら 疎遠になっている叔父を訪ねたいなぁと
思います。

お墓 この動かしがたいもの・・
六花dot 2017.01.28 13:33 | 編集
 ☆六花さん、こんばんは。

きょうも暖かな日でした。
NHKで有名人のルーツを訪ねる番組がありますが、何もなかったら番組にならないのでしょうが、まあ、みなさんよくぞ、というルーツを辿ります。
そんなふうに調べれば、私たちにも1冊ものにするくらいの物語があるのかもしれませんね。
まあ、私を中心にして3世代には何も無さそうですが。
語れる人がいるうちに聞いておきたいものです。

六花さんは、えぞをさんとのことを詳しく書き残しておくのはどうですか?お子さん方は嬉しいと思いますよ。

お墓・・・お墓です。
わすれ草dot 2017.01.28 18:01 | 編集
わすれ草さま今晩は

わが家も石川県です、祖父が北海道に入植、遺してきた土地の相続放棄のことで、別家との交渉が始まりました。現在は親しくお付き合いをする間柄です。

お墓、私の今一番の悩ましい問題です。
昔は一家に必ずお墓はありましたが、もうその時代は過ぎつつあると思います。わが家は後継ぎが居ませんので、お墓は菩提寺の住職にお願いしてあります。が、それには永代供養料というお金が必要になってきます。今は「墓じまい」という言葉までありますものね。
pirokodot 2017.01.28 20:06 | 編集
 ☆pirokoさん、こんばんは。

新しいお付き合いが始まったこと、いいですね。
今自分が突然ここにこうして在ることは決してないのですから、今日に至る先人の歴史を知ったり、新しい付き合いが始まったり。ほんとうに良いことだなあと感じました。

兄の宗教観からお寺に永代供養をしてもらうという考えはないことが分かっていましたし、私もどちらかといえばそれに近い考えなので、すべて兄に任せることにしました。

後に残った者を煩わせたくないと思うし、あとに残る者もいなくなることだってあるかもしれず、悩ましい問題です。
わすれ草dot 2017.01.28 20:46 | 編集
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