2017
09.16

思い出の国

彩椛と図書館に行きました。
予定が詰まっていて、本にまで時間が回らないのに、1冊だけ借りてきてしまいました。
帰ってからパラパラめくると、以前に借りたような気がします。
更にめくると、ああ、やっぱり読んでいる。

詩人で童話作家の間所ひさこさんの『その日は、静かに訪れた』
縁あってまた手に取ったのだろうと、少し読んみました。
書き写すのは著作権法に抵触するだろうか。抜粋ならいいでしょうか。


わたしは、メーテルリンクの『青い鳥』のなかの、「死者は思い出の国で眠っていて、思い出される時にいきいきとめ目をさます」という場面が好き。
でも、ほんとうは、どうなのだろう。孝さんが逝ってしまった後には、何の気配もない。風になったのだと思うことにしているが、風はただ吹くだけで、感情を持ってはいないのだ。


思い出の国で眠る夫は、みんなの思い出の中で、眠る暇がないかもしれない。
風になってモンゴルに行ったと思った、強い風の吹いたあの日が近づいてきます。


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