2016
01.12

原本を選ぶ

Category: 点訳のこと
点訳する本はどのようにして決めるのか。
 1、所属している点字図書館やグループから依頼される。
 2、利用者から個人点訳を依頼される。
 3、点訳者が本棚から選んだり本屋さんで買う。
こんなふうにして本を手に入れることになります。

私たちは点字図書館に所属していないので、自分が選んだ本を点訳しています。
今回私がやってみようかと考えている本は、『夜ごとの揺り籠、舟、あるいは戦場』(森 瑤子)。
数多出版されている森瑤子の著書のうち、サピエ図書館に点字データとして登録されている本はわずか14冊。

実は私はこの作者の本は読んでいません、たぶん。
80年代と言えば子育て真っ最中。じっくり本を読む時間などなく、軽いエッセイくらいを読書としていた頃です。
それに、きらびやかな都会的な女性、田舎にいた私には全くの別世界、興味もありませんでした。

広島空港の本屋さんで時間つぶしをしていて、タイトルが目に入って手にしたこの本。
ところどころの拾い読みですが、面白そうなのです。
全部読んでいないのでテーマがどうのと言えないのですが、どうやら母と娘の関係が底にあるようです。
30年も前にこのテーマを書いた著者をすごいと思います。
会話にカギかっこを使わないこと、突然場面が変わったりすることなど、興味ある手法で書かれています。
でもちょっとエロチックなのがね。
私はいいのですが、点訳したあと校正者に回すときに、真面目な友人が何というか、目を回してしまうのではないかと配なのです。


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コメント
コメントを書けないまま、でもずっと読んでいました。
この点訳の記事を目にして、わすれ草さんの日常が少しずつ
戻ってきているのかな、と思いきって書きこみました。

点訳する本をどうやって選ぶのかというお話、とても
参考になります。点訳ボランティアの活動の仕方には
いろいろあるんですね。

講座が終了間近になり、改めてわすれ草さんの「点訳カテゴリ」記事を
読み直すと、なるほどと腑に落ちることがたくさんあります(^^)
べに丸dot 2016.01.14 10:49 | 編集
 ☆べに丸さん
口座終了まで頑張ってこられたのですね。今後が楽しみです。
調べることを厭わない人が点訳を続けられると思います。

べに丸さん、良い点訳者になる予感がします。
わすれ草dot 2016.01.15 09:54 | 編集
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