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2018
08.15

姉の帰園

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姉を施設に送り届けました。一緒にいるときにはイライラすることばかりをやらかしてくれる姉ですが、こういう時には少しばかり後ろめたい気持ちになります。姥捨て山に行くような気持ちです。
一緒に暮らしてやることはできないのかと思います。
できないんです。一時の感傷でそう思っても現実は簡単ではない。
一緒に暮らせば自分の気持ちに無理をすることになります。私がストレスで倒れるでしょう。私は一過性とはいえ、脳梗塞で入院しています。共倒れになってしまうのが目に見えるから、感傷には蓋をします。

園の敷地内に入ったら姉は、「あ、○○ちゃんだ。○○ちゃんも今帰ってきたんだな」など5日ぶりに見る友だちの顔を目ざとく見つけていました。
(いいんだ、これでいいんだ。友だちがいるここが好きなんだ)

園庭では数日後の納涼祭の準備で職員たちがテキパキ動いていました。
ご苦労さまです。ありがとうございます。またお世話になります。

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2018
08.14

甲子園 テレビ観戦

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姉は普段はおとなしいのです。私が姉の言うとおりにしていればです。
意に添わないと、くどくどと文句を言う。ぶつぶつぶつぶつ・・・・・・・
ぶつぶつぶつぶつ・・・・・・いつまでも、いつまでもです。
「はっきり言ってよ、文句があるなら聞こえるようにちゃんと言って!」
言ったところで私が言いなりになるとは限らない。
ぶつぶつぶつ・・・
「聞こえない!」
本当にイライラします。でもこれは昨日の話。

きょうは私がおとなしくしてました。だから姉もおとなしくしてました。
高校野球を見ていました。たぶん何も分かってないと思います。
試合終了のサイレンが鳴ると、勝った高校へ小さな拍手を送ります。
点つなぎの雑誌を広げていました。71歳ですから小さな数字が見えづらいのでしょう、虫めがねで見ています。
病院に行けるかどうか分からないので、市販のメガネを掛けています。今度は、眼科に行って目の検査をしてもらいましょう。
白内障なんかが見つかったら、ありゃぁ、どうしましょ。
夜9時を過ぎたので部屋へ引き上げました。9時ピッタリにテレビを消します。ピッタリです。
明日午前中に園に帰ります。園が帰る場所なのです。

・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

部屋が埃の臭いがします。臭くないかと聞いても姉は「うううーん」分からないようです。
暫くして、はたと気づきました。エアコンの埃です。
埃取り機能が付いているからと油断していました。フィルターは自動で掃除しても、その埃は人の手で片づけなくちゃならない。機械がそこまでやってはくれない。
外せそうな場所はこれか、とそれらしき部分を引っ張ってみました。壊れたらどうしようと思った時にガチャ。
おうおう、埃だらけ。ブラシをどうやって外すのか。
押したり引いたりしてたら外れました。
ブラシ
今度は元通りになるか、ああでもない、こうでもない、壊したらどうしよう。取扱説明書をごそごそ。
よく分からないけどなんとか元の位置に収めました。

外が涼しくなったのでエアコンを止めたら、クイーン クルクルクルクル。
動いたよ。

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2018
08.13

たくさん欲しい

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姉はきょうは母のいるホームで半日を過ごしました。
夕飯を母と一緒に食べた頃を見計らって迎えに行き、私一人の夕飯を作ろうかという時のことです。
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姉の今回の入院は急だったので、施設の職員が下着とパジャマを姉の部屋から持って来てくれましたが、その中の下着に穴が開いていたので、私はこっそり捨てました。
姉は物を一定数持っていないと不安がります。その数は特に決まっていることはないけれど、多いほどいい。
穴が開いたって汚れたって、壊れたって、新しいのを買い足したって、古い物を捨てないのです。

「明日は買い物に行って新しい下着とパジャマを買うよ。穴の開いた下着は病院で捨てたから」
私が言うと姉は、「捨てたら足りなくなる。みんなはいっぱい持ってるのに」と言って顔を歪めるのです。
愛のない私は、「足りないことなんかないでしょ。毎日洗濯してもらってるんだし」
姉は肩を震わせて泣くのです。「たくさん欲しい」
愛のない私は「何枚あればいいのよ。20枚? 30枚?」

脱力しました。71歳が泣くのです。下着をたくさん欲しいと。
100枚でも買ってあげよう。だけど、古い穴の開いた下着は捨てなくちゃ、ということが分からない。
新しいのと穴の開いた下着で引き出しをいっぱいにして安心したいんでしょう。
そういう拘りなのだ、良い、悪いではないのだ、と分かってはいます。
でも久しぶりに姉の頑固さ幼さを目の前にして、愛のない69歳の私は声を荒げてしましました。

他人だったら笑っていられます。よい対処の仕方もできるでしょう。
けれど他人じゃないからこそ、うまく理想通りに接することができません。

夕飯を作る気も失せてしまいました。

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2018
08.12

退院

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ご心配頂きました姉は、2泊だけできょう退院となりました。
何だかよく分からない入院でしたが、日常生活を取り戻したので良しとします。
一昨日外来で腸を押し込んだ時に戻らなくて、この状態はマズイということで入院になりましたが、絶食して様子を見ていた昨日、腸は腹腔内に戻りました。

医師の説明です。
腹壁瘢痕ヘルニアは、手術をしたとしても再発を繰り返す人もいるので、今の状態で様子を見るほうが良いのではないかとの検討会の結論です。
なぜかというと、手術してほつれ目を閉じた後再発した場合、小さくなったほつれ目から腸が出た場合の陥頓が怖い。
今の大きさのまま、戻そうと思えば戻る状態でいたほうがまだリスクが少ないということのようです。

うーん、もしかして厄介払いされた? そんなことはないと思いたいけれど。
医師からあれこれ状態を質問されても的確に答えることができない姉。診断する医師が首をひねる場面もあって。そして、それは私にも説明できるものでもないし、困ってしまいます。

退院して、ちょうどお盆だし、3泊を我が家で過ごすように連れてきました。
今夜は手足伸ばしてゆっくり寝るとします。

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2018
08.11

入院(スマホから)

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姉の外来予約日だったので、10時に病院へ。
医師からは初め、カンファレンスでは、本人には手術に抵抗があるので、様子をみてもいいのではないかとの結論だったと言われてほっとしました。そのためにはもう一度CTを撮りたい。

CTを確認しながら医師は何か面白くないものをみつけたのか、他の医師と協議。
そのあと入院して様子を観察させてくださいといわました。承知するしかないでしょう。
それから入院検査、万一だけれど、緊急手術も視野に入れたフルコース。

そのまま病室へ。絶食なので点滴。針は緊急手術に備えてしっかりした置き針です。この物々しさは何なのだというくらい元気な姉です。
入院は24時間の付き添いが条件です。
私は少しの時間をもらって姉と私の身の回りの準備をしてきました。

夜はハーフケットぐらいのソファベッドで寝ました。寝たような寝られなかったような。
時間の遅さや姉の生活ペースと合わないことなどで早くもストレス満載。

いくら愚痴ったとて、どうにかなるものではなく、心しずめて編み物に集中します。
修行、修行。



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2018
07.24

困ってる

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姉の頑固さは並みのものではなく、どれほど苦労したことか。
脅したって、宥めたって、すかしたって、人の話を聞く耳持たない。こちらが焦れて実力行使に出れば、そこが公共の場であろうとなんであろうと、大の字になって抵抗する、泣く。その時の姉の力は夫も敵わなかったほどです。

前回の病院騒ぎを知っている彩椛ママと、深いため息をつくばかりです。
前回は私が姉を騙して入院させることに成功して、病棟内で「手術」を口にしないことを徹底してもらいました。私が24時間付き添うことが条件でした。
人権? そんなこと言ってたら命が救えません。騙すことはやむを得ないことと、医師も暗黙の了解をしてくれました。この医師を逃したら姉を手術してくれる医師は居ないものと思われました。
総合病院3つで断わられて、4つ目の病院で理解を示してくれた医師でした。

さて、この姉を説得できる方法があるだろううか。説得できる人がいるだろうか。
母がいます・・・が、母は戦力外です。高齢でも頭はクリア、口も達者なんですけど、端から参戦する気がない。
どうして、何でもかんでも私なんだーーーぁ。
前回は夫が陰に日向に私を支えてくれたからできたことです。

まだ、手術と決まったわけでないのに、困った・・・
手術ができないとなると、病の爆弾を抱えた姉を施設が今まで通り預かってくれるだろうか、困った・・・
でも、来週にならなくちゃ分からないのだから、それまでは一時休戦。

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2018
07.23

退院

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朝9時に家を出て姉の病院に行きました。
病室にいたのは何の肩書の人だったのか、ソーシャルワーカーだったのか、私の顔を見るなり、
「転院がご希望と伺ってます。これから手続きをさせていただきます」

紹介状と画像データを持って、姉が診てもらっている病院の受付時間に間に合うように車を飛ばしました。
少し時間が過ぎたけれど、姉を車に待たせて暑い中を駆け足で受付へ。白い髪振り乱した婆を気の毒と思ったか、受け付けてもらえました。よっし!

待つこと2時間。診察室で、全く変わった様子のない姉を見た医師は首をひねります。「腸閉そく?」
昨日のCT画像と比べたいので、今の様子も撮らせてくださいというのでCT室へ。
それから再び診察室へ呼ばれて説明を受けました。
きょうは全く心配のない画像だけれど、昨日は「確かに何かがある」という顔をした画像だったそうです。
昨日、病院に着いてから姉はお通じがあったそうで、それで腸が動いたから大事に至らなかった、ということのようです。
昨日は疑問符だらけの病院だと悪口を書いたけれど、緊急手術にならなかったのは幸運だったからかもしれません。
まあ、説明のへたな夜勤の看護師だったのだと、許してあげましょう。

冗談はそこまで。
医師は、「こんなことを繰り返すことが良いことなのかどうか。このあと内科でできることはないので、外科の事例検討会に掛けて他の医師の意見を聞きたい」というのです。
手術ということでしょうね、手術ねぇ・・・
「手術」は姉にとっては決して存在してはならない言葉です。
60年間全く病院に行かなかった姉です。聴診器を当てるのですら泣きわめいた姉です。
今、CT室に一人で入っていけるようになったことは大いなる奇跡です。

巨大子宮筋腫の手術は、計画を練って騙すようにしてどうにか受けることができた経緯があります。
今度もそれが通用するかどうか。
まだ手術と決めたわけでもないのに、ドーンと疲れが、ドヨーンと気持ちが落ちてしまいました。
姉の施設の若い看護師さんが「一人で抱え込まないで、いつでもご相談ください」と言いながら、私の手を取ってくれました。
帰りの車の中、ありがたくて涙がにじみました。若い方の力を借りれば良い知恵も出てくるでしょう。
その前に、内科的にまだ何かできることはないか、もう一度医師と話し合いたいと考えています。

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2018
07.22

入院

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姉が入所している施設の職員から、姉が入院したと連絡がありました。
お腹が痛いというので病院に連れて行ったら、腸閉そくの疑いで緊急入院になったというのです。
そんなあ、4日前に私と病院に行ったばかりです。その時に、時々訴えるお腹の痛みのことを聞いたのですが、心配ないと言われたばかりです。

取り敢えず病院に車を走らせましたが、休日に受け入れてくれた病院は隣の隣の町の病院、車で1時間弱。
施設の職員と一緒に、当直の看護師から入院の説明を聞きましたが、どうにも納得いかない。
明日以降、いつ主治医に会えるのかと聞いても、検査が終わらなければ説明はないと言います。じゃあ、いつ伺えばいいのかと聞いても、何とも言えないと。
そうでしょうか。そんなものなのでしょうか。主治医の説明が家族にないままに検査を進めるのでしょうか。納得がいかない。

姉が診てもらっている総合病院は我が家の近くなので、そちらに転院する方向で交渉するつもりです。
点訳忙しいのに、参ったっ、困ったっ。

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2018
04.26

姉と病院へ

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姉の病院の付添でした。
1年前の検査で腹壁瘢痕ヘルニアと診断され、その時のCTで主膵管拡張がおまけのように見つかりました。
半年ごとに検査していて、きょうがその日でした。
超音波検査は前回の3倍くらいの時間がたっても終わらないので、何か問題があったのかと廊下で気を揉んでいました。
ようやく診察室に呼ばれての説明は、嚢胞の大きさに変化はないけれど、主膵管に少し変化があるということで、3か月後のCTの予約が入りました。
「できるればMRIをしたいのですが、無理そうですものね」と。

一度も見たことがないくせに、MRIに対する恐怖心は理解できないほどです。
姉を病院に連れて行くためにどれほど苦労したか、それはちょっとやそっとでは言うことができません。
いくら子細に話したとしても、きっと想像できないだろうと思います。

姉を社会に連れ出すためにした努力と犠牲、これだけは自分を褒めることができます。
よくやった、投げ出さないでがんばった。
夫がよき理解者だったこと、デイケアの指導員に恵まれたことが大きいです。

姉もがんばった。
小中学校を除けばほとんどを社会と交わらないで暮らした姉でした。ここ10年の姉の頑張りも、すごいものです。

P_20180424_130732.jpg

病院のあとは、姉と食事・買い物をして、施設に送り届けて家に帰った時は3時を回っていました。
ふーぅ、疲れた、頭が痛い・・・30分寝てしまいました。
明日は同じ病院に、今度は自分のために。さてさて、あと数時間だけど、校正がんばります。


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2018
01.02

決め!事

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三日間我が家で過ごした姉を施設に送り届けました。
姉は時間で生きているようなところがあって、決めた時間に決めたことをします。
母といた頃からそうだったのが、入所した後はなおのこと、時間で動いているものと思われます。
それが我が家へ来れば時間は全く崩れるし、特にすることもないし、三日くらいがちょうど良いのではないでしょうか。

一日は、姪や甥の家族が來るまでニューイヤー駅伝を6時間、居眠りしながら見ていました。
きょうは、箱根駅伝を居眠りしながら見ていました。
駅伝が好きなの? いえ、母が好きで見ていたものだから、真似をしているだけです。
決めたことだからです。

駅伝が終わったらすぐに消して、帰る支度です。なぜって、施設でのお風呂に間に合うように帰りたいからです。
お風呂が好きなの? いえ、火曜日の午後はお風呂だからです。

s-P_20180102_200132.jpg全てこのような行動だから、我が家では窮屈だったことでしょう。
でも嬉しそうな顔をしたのは、姪や甥に優しくしてもらった時です。
すっかり甘えて、我がままを言ってました。
娘も息子も、この伯母がいることを当然のようにしています。久しぶりだし、優しい言葉をかけて、世話も焼きます。
私とは大違いです。私は嫌なことを言ったりしたりする人です。例えば病気のことや食事のことなどです。
仕方ないのです。姉の言うなりになっていたら、あとで困ったことになってしまうのですから。

二つ違いの妹です。一緒に老いていきます。ずっと世話ができるとは限りません。私も少しの間入院しました。
そんなことで、姉の施設入所を決めたのでした。
初めて連れて行った時は、姥捨て山に行くような気持ちで、泣きながら運転したこと、きょう、姉を届けながら思い出しました。

昨夕撮れなかったお月さま。正月早々、暗い記事で終わりたくないと思い貼りましたが、暗いですね。


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