FC2ブログ
2016
12.16

漏水の話

Category: 懐かし話
昨日、水回りの冬支度のことを書きながら思い出したのは、40年前のこと。
夫は死の病の原因となった仕事、建築設備配管業を営む父親の会社で働いていました。
その頃は会社の規模もさほど大きくなく、一般家庭の修理なども受けていました。

今より寒さが厳しかった昔、水道管の保温は藁縄やぼろきれなどを巻きつけて凌いでる家庭が多かったものです。
ですからちょっと寒い日が続くと、凍った水道管は融けないままさらに凍りつき、よく破裂したものです。
日中は職人が走り回りますが、夜職人が帰った後は夫の出番になります。
暮れも正月もありませんでしたが、手に負えないときはとりあえずキャップ止めして帰ってきたものです。
昔は井戸水のある家庭が多かったのでさほど文句も言われなかったのですが、申し訳ないことでした。

よく覚えているのは、配水本管の漏水です。
漏水当番というのがあって、市の仕事を請け負っている数社が回り番で暮れと正月を守っていました。
その当番日の正月二日の寒い夜でした。夫は昼から祝い酒。
連絡があった時にはかなり酔っていましたが、職人に電話をして、自分も支度をしました。
でも、酔っ払いに運転させるわけにはいきませんから、私が運転手です。

車のフロントガラスはガリガリに凍りついていて簡単には融けない。待っていられずに、融けかかった隙間から覗くようにして運転して現場に急ぎました。
漏水は凍結ではなかったと思いますが、大量の水が流れていましたから足元は泥んこ。
・・・酔いの冷めた夫が職人に送られて帰ったのは、朝方になってからでした。

運悪く当番の日の漏水は何度かあったと思います。
当番の日はお酒を控えればいいのに、運転手の私がいるのをいいことにしていたダメな夫です。今では許されないことですが、昔はこんなこともあったのでした。
甘やかしていた私が悪いのですが、これも今となっては懐かしい思い出。


s-P_20161216_131105.jpg

s-P_20161216_155730_HDR_201612161603426ed.jpg


  おうい雲よ
  ゆうゆうと
  馬鹿にのんきそうじゃないか

などと、昼間はちぎれ雲を見てたのに、夕方になってどんどん数を増して、冷たい風も吹いてきて。
こんな晩は、凍結で呼び出されたっけね。
明日朝の水戸は、-3℃の予報。



Comment:6  Trackback:0
back-to-top