FC2ブログ
2018
11.05

臨床宗教師

昨日の講演会は、グリーフ・ケアとはなんぞや、グリーフ・ケアを世間に知ってもらおうというという講座だったのかな。
始まりの講座というところでした。正直言ってちょっと期待外れ。
でも、こういう事から物事は始まるんですから、そんなこと言いっこなしね。

収穫だったことは、医師から見たグリーフ・ケアについての講演が期待通り(?)だったこと。
講演者の医師は特に外科医だったからということもあって、グリーフ・ケアなんて考えたことがなかった、と正直な話をしました。ケアしたと言えば、それは後輩の医師に対してだそうです。例えば手術の結果がうまくいかなくて落ち込んでいる医師、責任を感じ悩んでいる医師などに対するケアはその時々にしていた、という話ですよ。患者・家族・遺族の精神面への視線は感じられないです。
そうは言うものの、この医師は、講演をするにあたってグリーフ・ケアを勉強したこでしょうから、それをこれからに活かして欲しいと思います(上から目線の物言いですが、このかたは某大学の副学長です。すみません素人が)。

もう一つの収穫は、「臨床宗教師」の話が聞けたことです。
臨床宗教師ってご存知ですか?
クローズアップ現代
”穏やかな死”を迎えたい ~医療と宗教 新たな試み
YAHOO!ニュース
「死への恐怖」にどう向き合うーー死期迫る人に寄り添う臨床宗教師

よくできていると思いますので、ご覧になってください。
(いつかは消えてしまうサイトかもしれないので私はWordにコピーしました)

講演会のディスカッションの時間は、みんなが書いた一言メモに沿って講演者が答えるという形式でした。
これはどうでもいいことですが、私のメモも司会の中井美穂さんが読み上げました。さすがアナウンサー、講演者の話を引き出し、まとめる技術にうならされました。

臨床宗教師、いつでもどこでも会いたければ会えるように、早くなって欲しいです。
台湾では、患者の最後の主治医はお坊さんだというようなことを、どこかで見ました。
欧米でいうところの「チャプレン」が臨床宗教師ですね。日本にも根付いて欲しいと強く思います。
患者だけでなく、家族も遺族も聞いて欲しいことがたくさんあります。このことはまた、いずれ書きたいと思います。

Comment:0  Trackback:0
back-to-top