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2019
08.03

間違いであってほしい

Category: 点訳のこと
心配事ができたのです。点訳の先輩のことです。
先輩はあと数か月で79歳。以前にちょっと書いた、暮れに突然ご主人を亡くしたお姉さんです。ご主人を亡くした喪失感はとても大きくて、立ち直れそうにないと思われた時期もあったようですが、ご主人の納骨式を終えたあたりから、点訳を再開して自分を取り戻していってるように見えました。

先輩の点訳が1校を終えて私に回ってきました。1校者がとても言い難そうに、
「○○さん、どうかされたのかなぁ。彼女らしからぬ間違いが多くて」と言うのです。
渡された校正表を見て、私もギョッとなりました。先輩の点訳と信じられない、間違いだらけです、私ならいざ知らず。
今までの先輩の間違いとは明らかに違う次元の間違いで、どうしちゃったんだろう。
私も更に数カ所の間違いを見つけましたが、この校正表が何かの間違いであって欲しいと思うばかりです。これを見た時に落ち込む先輩が心配です。
こんな点訳をしたのか、と自尊心がズタズタになるでしょう。心配です。
この点訳のファイルが何かの手違いで、訂正前のファイルだったらいいのにな、本当はきちんと訂正済みのファイルが先輩の手元にあるはず、と思いたいです。

1校者と二人でしみじみ、「いつまで間違いなくできるかしらね」 いつか行く道、私たちも。
間違っていることに気づかないというのが怖いです。

IMG_9154.jpg

この校正表を先輩に送らなければならないと考えると、気が重い。
校正表、ほんとうに間違いであって欲しい。

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