2014
10.24

藁にすがる?

Category: 中皮腫のこと
患者会で知り合った方から聞いたビタミンC大量点滴というがん治療に、夫は興味を持ったようです。
火曜日に入院して、ほかにすることがなかったからか、夫は珍しく自分で調べたみたいです。
得た知識を私に語るのですが、私はちょっと待って、という気持ちで聞いていたので夫はムッとしたようでした。
熱を込めて語っている分、下手なことは言えないので一夜あちこち検索しました。

胡散臭いと私は感じました。
なぜって、検索すると出てくるのは○○クリニック、△△診療所、揚句に美容整形。
この療法を勧める団体は、アメリカで何万人もの治療実績があると言っています。
でもそういう実績があるのなら、なぜ日本の大きな病院が注目していないのか、と夫の熱に少し冷水をかけました。
そうしたら夫は、薬価が安くてうまみがないから研究が進まないのではないかと反論します。
今にもビタミン療法を選択しそうな勢いに、夫がしたいならしょうがないかと思ったのですが。

「でもね、薬価のことを言うなら。政府は国民の医療費を下げる努力をしているんでしょう。高い開発費をかけて新しい高価な薬を作るより、ビタミンCという安価なもので癌がなおるんなら、もっとこの研究に力を入れて開発が進んで、世間の注目を集めているはずじゃないの?」
と私が考えを言いました。
夫は黙りましたが、分かったのかもしれません。
アリムタの薬価は20万円なのです。これを使わずにビタミンCで治るなら、安価だし副作用もないし世界から注目を浴び、ノーベル賞ものですよ。

言い負かしたと思われないように気を使いました。
藁にもすがるなんていうことを、日ごろの夫からは想像できないので、熱を入れて語る夫を冷めた目で見ていましたが、そんな自分は冷たい妻なんだろうかと別なことで考え込んでしまいました。


そうこうしながら、きょうはシスプラチン+アリムタ5回目の点滴が終わりました。
今のところ変わりなく、もうベッドに入ると電話がありました。


s-造花
エレベーターホールの野草
ツユクサとドクダミとアカマンマ
すてきな造花です


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コメント
私も同じように思います。が、
本人の心の支えや精神安定の助けになることもあるとも思います。
保険適用になったほうが、利用者が増え、国が大部分を負担してくれるから、薬を作る側に旨みが多いはずですよね。
保険適用を目指して積極的に臨床試験すると、かえって効果は認められないっていう結論になりそうだから、治療してるクリニックはわかってやっているように思います。
まっくすdot 2014.10.24 23:23 | 編集
 ☆まっくすさん
話しをシャットアウトするつもりはなく、私の意見を押し付けないように言ったのでしたが、ビタミンのことは言わなくなりました。
なにかに縋るような人ではないので、本物の治療薬が早く開発されるように願うだけです。

御病人さまはいかがお過ごしですか。
季節が冬へ向かいます。
お互いに体調に気をつけて頑張りましょう。
わすれ草dot 2014.10.25 16:45 | 編集
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